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さあ今回からリマからマチュピチュに向かってはどうやって移動するの?ってとこを攻めていきたいと思います。

具体的に説明する前に、リマからマチュピチュ(正確にはマチュピチュ村、アグアスカリエンテス)への主なバスでの移動ルートは、

リマ→(バスで20~22時間)→クスコ→(乗り合いバス:コレクティーボで1.5時間)→ウルバンバ→(コレクティーボで30分)→オリャンタイタンボ※→(電車で1.5時間程度)→マチュピチュ村が通常ルートかなと思います。(※クスコ→オリャンタイタンボへ直接行くコレクティーボもあります。2時間)

各要所で電車を使えば数ヶ所をスキップもできますし、歩くという強行手段(通称、スタンドバイミーコースStand By Me Course)なども存在します笑。行き方は色々存在するので調べてみると面白いですよ。私は通常の行き方を共有していきます。

リマからクスコに関しては飛行機という手段も取れますが、標高0mのリマから一気に3,400mまで来るので高山病のリスクはバス移動よりも高まります。

しかし、いずれにせよ「リマからクスコへのバス移動」は南米バス移動での鬼門です。こいつさえ攻略できたら、まぁどこ行っても基本大丈夫でしょ、なレベルかと思います。しっかりと対策も書いていきます。※高山病対策については次回で!

遅くなりましたが、リマからクスコへのバス移動を見ていきましょう。

バスターミナル

リマにはバスターミナルがいくつか存在しています。一つは、大きなバスターミナルです。ここには、各バス会社が集結していて行き先にあったバス会社を選ぶことができます。

もう一つは、各バス会社の支店で、各会社ごとにリマ市内に点在しています。

これは私の体験からの推論ですが、バスは一番北の大きなバスターミナルから出発し、各バスは各会社ごとの支店に戻って新たに人を乗せてから目的地へ出発するというスタイルだと思います。

それもあってか、チケットは大きなバスターミナルと各支店、どちらでも購入できます。大きなバスターミナルは市内から若干離れていますが多くの会社から選べるので、同じ行先で一つの会社が満席でも他の会社で空席を見つけることができる点で有能です。

季節によって込み具合があるので注意しましょう。夏(2月あたり)は前日までの購入がおすすめです。前日に行けばバスターミナルの場所も確認できるので安心にもつながります。

リマからクスコに関してお勧めするバス会社は以下の二つです。

Oltursa(オルトゥルサ)
CRUZ DEL SUR(クルス・デル・スル)

南米ではバスの出発時間によっても値段が変わりますので、絶対ここが安いというのはありません。上記の二つは安全で綺麗で安いと言われる有名なバス会社の代表です。他にも安いCIVAバス会社などいろいろあります。

私は、大きなバスターミナルでOltursaを利用したので、そちらについて書いていきます。

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Gran Terminal Terrestre(大きなバスターミナル)

地図(地図は後ほど)で確認していただけると分かりますが、このバスターミナルは大きなショッピングセンター(建物は別)の横にあります。

上の写真はバスターミナルの東側の入り口を入ってすぐです。入口へは東側のゲートから入れます(フェンスがあるので分かりやすいです)。ショッピングセンターから西口を通っていくことも可能だったと思います。

↑写真で、左右にちらっとバス会社のブースが並んでいるのがわかると思います。この数多きバス会社の中から目的にあったバス会社を選んでいくことになります。

先ほど紹介したバス会社のチケット売り場もこのターミナルに存在しています。

二つ上の写真の右側のブースをたどっていくと私が利用したOltursaのチケット売り場があります。希望日と時間帯、バスの座席(開いていれば席の種類)も選べるかもしれません。買ったチケットはバスに乗る時まで保管しておいてください。(値段はおよそ160~180ソルです。)

当日は、30~40分前くらいに到着してお菓子や飲み物を買い準備を整えましょう。トイレは建物真ん中付近の階段を上った二階にあるので先に済ませておきましょう(有料0.5か1ソル)この先20時間以上の長旅です。ATMも数種類あり、Global net もあります。

Global netについてはこちら↓

準備ができたら、建物の中央付近でチケットを見せて、荷物検査を受けてからエスカレーターで下に降りていきます。この際、検査員がどの番号(バス停)にあなたのバスが来るのか教えてくれるので、それに従いましょう。わからなかった際は検査員に聞きましょう※。

(※チケットによってはすでにバス停の番号が書いてあることもあります。書いてない際は、荷物検査の前にチケットを買った場所で確認が必要な場合もあります(南米なので適当です)。チケットを買う際に言われると思いますがスペイン語がわからず聞けなかった時は、とりあえず当日チケット売り場へ行ってチケットを見せて頑張って聞き出しましょう。)

荷物検査を受けてエスカレーターを降りるとバス停が数多く存在します。教えられた番号に行くと各バス停ごとにディスプレイがあり、そこに行き先と時間、現在のバスの状況が表示されるのでそれをみて待ちましょう。コンセントもあります(日本と同じA型)。いくつかのバスが同じバス停になるので間違えないようにしてください。遅延が普通にあるため、バスの到着時間のずれが発生します。また、そもそも自分のバスの前に到着するはずのバスが来ないまま、自分が乗るバスが来ることもあるので、安易にディスプレイのバスの到着時間を信用しないように気をつけてください。

バスが来るとスタッフが来て、「どこどこ行き、何時のバスの方来てください」的なことを言うので、スタッフにチケットを見せてからバスに乗るという形になります。分からなければバスが来るたびにチケットを見せればいつか当たります笑。

私の時は私の前のバスが来ず、最初に来たのが私のバスだったので少し焦りました。こういうこともあるので注意しておきましょう。予定時間より早く来ることは南米においてありえま略)

バスターミナル(Gran Terminal Terrestre)の場所です↓

住所: Túpac Amaru, Distrito de Lima 15311, Peru

Oltursa(オルトゥルサ)

Oltursaのバス会社の支店バスターミナルです。こちらでも同様にチケットが買えます。ATMや小さなお店もあります。こちらはOltrusaだけのバスなのでバス会社を間違えることはないでしょう。スタッフにも観光客向けに英語が流暢な方がいます。大きな方のバスターミナルから出発した方は恐らく途中でここに寄って人を拾う間、中で待機だと思います。

今からの話は読まなくてもよいですが、念のため私の体験をシェアしておきます。

私は無事に大きなバスターミナルからバスに乗ることができました。

「クスコまでは乗り換えはない」とチケット売り場で聞いていたのでバスで寝る準備をしていると、ある二人組の日本人女性二人組が隣のおじさんと話していて、どうも途中でバスを乗り換えないといけないらしいということを教えられていました。

私はチケット売り場のスタッフに乗り換えはないと直接聞いていたので、「何言ってんだ、このおっさん」と思いましたが、

このOltursaの支店のバスターミナルに着くと、直ぐに荷物を全部持って支店内で待つように言われました。

焦った私は、この待ち時間でスタッフと話をしたところ、私たちが最初に乗ってきたバスはまだ座席の掃除が全部終わっていなかったため、全員をいったん下ろしたということでした。

その後、20分後くらいに別の?バスが来てそれに乗ってようやく出発できました。

「最初にバスに乗る時になんか言ってくれよ」と思いましたが、スペイン語では説明していたのかもしれません。

こういうこともあるので何かあっても落ち着いて対処していきましょう。

余談ですが、南米一周の中の全バス工程の中で唯一このバスでの最初の二時間程度がWi-Fi使えました笑。NetFlixでメン・イン・ブラックを一本だけ見ることができたのはいい思い出です。そして、バスには各席にコンセントがあり充電もできました(南米の中では超珍しいです)。

住所: Av. Andrés Aramburú 1160, Surquillo 15036, Peru

CRUZ DEL SUR(クルス・デル・スル)

CRUZ DEL SURも安くて良いシートを選べるので有名です。クスコからラ・パスへ行くときに選ぼうとしたらちょっと騙されてこの会社のバスには乗れなかったんですが、それについてはその時に紹介します。CRUZ DEL SURについては他の方の情報も参考にしてみてください。

住所:  Av Javier Prado Este 1109, La Victoria 15034, Peru

後半へー続くっ↓

最後に

なんかちょっとごちゃっとしていましたが、まとめると、

①大きなバスターミナルか希望のバス会社の支店で前日までにチケットを購入する
②バスに乗る(支店で一回降ろされても焦らない笑)
ってだけですね。

リマ→クスコのバス旅は、驚異の20〜22時間かつ、一気に標高上がる鬼門の旅となります。バスに乗れただけで安心するのは甘いです笑。高山病対策をするために次の記事もご覧になることをオススメします。↓

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