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今回からは、日本人の大好きなウユニ塩湖のあるボリビアへ向かって行きましょう。

クスコのバスターミナルから行くという設定ですが、ラパスに行くルートはコパカバーナ経由、デサグアデーロ経由の大きく二つあるので見ていきましょう!

まず、クスコのバスターミナルに行くと多くのバス会社が並んでおり、そこから目当てを選んで行くことになります。クスコのバスターミナルについては↓

ラパス(ボリビア)に行く際には、ペルーとの国境でイミグレに寄る必要があるのですが、その国境をどの地域にするかでバスが変わります。ペルーからラパスで有名なのは、

コパナカバーナ(Capacabana)経由を選ぶか、

デサグアデーロ(Desaguadero)経由を選ぶかです。

皆さんが気になるこの部分を先に話しておこうと思います。

問題になるのが、インターネットの情報だと、デサグアデーロ経由のルートの評価が悪すぎることです。

詳しくは少し調べていただければ分りますが、国境警察官による強引な荷物押収もしくは盗難が起こる可能性があるのがデサグアデーロのルートだと言われています。インターネットの情報だと、実際に被害にあった方も数名おられます(近年の情報は不明)。

私がクスコのバスターミナルでラパス行きのバスに乗る際、数人の日本人に出会いましたが、やはりこの話になりました。それでも数人の方はデサグアデーロ経由を選んでいました。

なぜなら、デサグアデロ経由はかかる時間が圧倒的に短いからです。

デサグアデーロ経由はおよそ11~12時間でラパスへ到着するのに対し、コパカバーナ経由は16~17時間ほどかかります。そのため、とにかく急いでいる方や安く済ませたい方は、デサグアデーロ経由を選ぶことがあります。しかし、たいていの方は安全と言われるコパカバーナ経由のバスを選択します。


私はコパカバーナ経由を選択しましたし、デサグアデーロ経由の最新情報を持っていないのでこちらをお勧めはしますが、どの経路においても危険はつきものだということは忘れないでください。コパカバーナ経由では絶対に被害がないとは言い切れませんし、他方のルートで被害に会っていない方も多くいらっしゃいます。正直なところです。いずれにせよ、リスク回避はした方が良いので、私の持っている情報からだと、時間を気にしない方はコパカバーナ経由を選択した方が良いかな、とは思います。

遅くなりましたが、コパカバーナ経由、ラパス行きのルートを見て行きましょう。

お勧めバス会社

  1. tour PERU
  2. TITICACA

どちらも有名なバス会社なので値段と出発時間を自分のプランと照らし合わせて決めましょう。

私は、下の写真のCRUZ DEL SUR社ブース(クスコのバスターミナル)で「コパカバーナ行きがある」と言われ、まさかあの有名なバス会社、クルスデルスルがあると知らず、「安かった+当日行き」があったので即決購入したんですが、実際のバスチケットは、違う会社のtour PERU社でした。

まあ、もともとクルス社のバスにはコパカバーナ行きはないという情報は持ってはいたので、なんか騙された気分になりました笑。恐らく、クルス社がtour PERUと連携していたのでしょう。



なので何が言いたいかというと、クルス社でもラパス行きのチケットは買えます。あと、ここは、出発時間まで荷物を無料で預けておけるので便利です!!さらに出発時間15~30分前までにここに戻って来れば、バスまで案内もしてくれます!!

下の写真がクルスデルソル社のチケット売り場です。

クスコからコパカバーナまでの移動

では、クスコからコパカバーナまでの流れを確認して行きましょう。
※以下は、tour PERU(ツアーペルー)での流れです。

  1. コパカバーナ経由ラパス行きのチケットを買ってバスに乗る
  2. 7時間ほどかけてプーノのバスターミナルへ(バス乗り換え)
  3. 4時間ほどかけてコパカバーナまで(イミグレ手続き等)
  4. バスでボート乗り場へ
  5. ボートに乗ってチチカカ湖を渡る
  6. 同じバスに乗り直して、3時間ほどかけてラパスへ

1. コパカバーナ経由ラパス行きのチケットを買ってバスに乗る

tour Peru社のバスだと、上記のようなバスです。朝の便があるかはわかりませんが、昼や夕方、夜からの便はあります。

プーノまでは普通7時間ほどあるので、必要ならば食料と飲み物は準備しておきましょう。夜に出発すると、プーノへは早朝に到着するのでバス内でご飯は出ません。

2. 7時間ほどかけてプーノのバスターミナルへ(バス乗り換え)

私の場合は、夜の10時過ぎにクスコを出て、プーノへは朝6時前くらいに着きました。

プーノから次のコパカバーナまではバスが変わるので、プーノで乗り換えのため待つことになります。私の場合は1時間ほど待ちました。



プーノのバスターミナルは、ぼちぼち広いので自分のバスに乗り遅れないようにしましょう。私の時は特別迷わず次のバスに乗れたのですが、いかんせん、めっちゃ眠かったのであんまり覚えていません。。。(看板とかがあったような。。。)

※プーノに着いた時は、誰が乗っていたのかを覚えておくのがベストです。また、人に話しかけれる方は、同じバスに乗っていた方に、自分と行く場所が同じか確認しておくと良いかもです!

3. 4時間ほどかけてコパカバーナまで(イミグレ手続き等)

プーノを出て、2~3時間ほどで国境へたどり着きます。

国境に近づくとバスの中で、イミグレでの出国、入国ついて添乗員さんが説明(以下で内容を説明)をしてくれます。

スペイン語でのみなのでわからない人が聞いてもほぼ意味ないと思いますが、その時に渡される紙(出国や入国時に必要な書類で、例えば国外に行く際に機内で書くような税関申告書のようなもの)はイミグレ到着までに記入しておきましょう。後でイミグレで必要となります。(※ボリビア関連の紙はボリビアを出国する際のイミグレでいる可能性があるので、保管して置いてください。詳しくは別ページで説明します。)

また、この前後で(時系列を忘れました。)一度、換金所に寄り多くの方が換金をします(ソル⇆ボリビアーノ)。


換金所による理由は、換金ともう一つあって、それは忘れましたが日本人には関係ありませんので気にしないでください。(ペルー人?やボリビア人?が何かする必要がある!?)。

ただ、ここで必ずいくらか換金をしておいてください。レートは悪いですが少しだけ換金しておかないと、このあと、チチカカ湖を渡る際に「1ボリビアーノが必要」なので、詰みます笑。

※チチカカ湖を渡る際、もしボリビアーノを持っていない方は誰か同乗者に頼んで出してもらいましょう。でないと荷物だけそのままラパスに行くかもしれません笑。換金は1500円程度がよいでしょう。理由は後述します。

換金がすんだら、バスへ戻り出発です。

イミグレ

国境に着くと、まずペルー側で降ろされるので、皆について行って建物に入り、出国スタンプをパスポートにもらいましょう。このバスはコパカバーナまでは同じなので、バスの中に積んだ大きな荷物は取り出しませんが、バス内に持ち込んだ荷物くらいは全て持って行った方が良いと思います。

スタンプをもらったら、歩いて国境を超えます。ペルーを超える際は、あの有名なPeruの文字のオブジェとともに写真を撮りましょう!

国境を越えるとすぐに、ボリビアのイミグレがあるのでそこに並んで入国スタンプをもらいます。イミグレの建物がこれです。

入国が完了したら、先ほどのバスに乗り込み、コパカバーナへ向かいます。

コパカバーナ到着

コパカバーナへ着いたらまたバスの乗り換えがあります。この際は恐らく、一旦全ての荷物をおろすことになります。コパカバーナを観光する予定の方は、ここで解散となります。

そのままラパスへ行く方は時間帯によって多少変わってくるとは思いますが、次のバスが来るまでに1時間ほど時間が空くので「近くで昼ご飯を食べてきていいよ!」と言われます。次のバスが来る場所は、今降りたところになるはずです。

また、降りたところには、荷物預り所があるので重い荷物は時間まで置いておくことができると思います。食事のことも考えると先ほどの換金は、1500円程度はあった方がいいかもしれません。

以上の話は私の場合こうだった、というものなのでもしかしたら休憩時間や次のバス停の場所が変わることはあると思いますので注意しておきましょう。

最後にコパカバーナで寄ったレストランを紹介しておきますね。

4. バスでボート乗り場へ

次の新たなバスに荷物を乗せたら、次はコパカバーナからチチカカ湖へ向かいます。40分程度です。

5. ボートに乗ってチチカカ湖を渡る

チチカカ湖へ着いたら大きな荷物はそのままバスの荷物入れに預けておいて、車内の荷物だけを持ってバスを降ります。バスはそのままボートに乗せられチチカカ湖を渡る準備が行われる(上写真)ので、私たち人間は先にボートでチチカカ湖を渡ることになります。

皆について行くとわかりますが、近くの小さな建物でボートのチケットを買います。先ほど言った1ボリビアーノです。購入したらここには特に用はないので奥へ行って直ぐにボートへ乗り込みチチカカ湖を渡ります。

大きな荷物をバスに預けたままなので少し不安かと思いますが、同じバスに乗っていた人についていけば大丈夫だと思います。

荷物だけ積まれたバス

人間が先に向こう側へたどり着くので、自分のバスが運ばれて来るまでは待っておきましょう。

ボートを降りて30秒ほど歩くと左手に横広い階段があり、上った先にはトイレがあるのでラパスまでの長旅に備えましょう。もちろん有料です。

時間帯によっては,、運ばれて来るバスも複数あるので、自分のバスの色などはバスを降りるときに必ず確認しておきましょう!


バスを待つところまでは1分ほど歩きます。トイレから出てそのまま真っすぐ露店?を横にしながら歩くと道っぽいとこに出るので、そこで待っておけばバスが来ます。皆が歩いて行く方へ行けば良いので迷うことはないと思います。

以下の写真を撮っている立ち位置あたりで待っておきましょう。

さらに詳しくいうと、下の住所のGoogle Mapsのストリートビューでバスが写っているのがわかると思います。ここにバスは来ます。

マップ上の住所はバスが来る正確な場所ではないと思っていますが参考にしてください。

6. 同じバスに乗り直して、3時間ほどかけてラパスへ

バスが自分のバスであることをしっかり確認できたら乗り込みましょう。ラパスまでは3時間ほどです。

最後に

結構いろいろなことをする必要があるので、わからないときは頑張って聞きましょう。
アドバイスとしては、同じバスに乗っているメンバーがどんな人たちなのかを覚えておくとその人たちについて行くだけなので不安なく行けます。

英語がわかる方⇨英語圏のバックパッカーはだいたいと言ってほどスペイン語が理解できるので聞いてみると色々とサポートしてくれます。私はそれで乗り切りました。

複雑なので、説明もごちゃごちゃしちゃいましたね、すみません! 最後にコパカバーナで寄ったレストランを紹介しておきますね。

Gourmet Ali (Cafe Bar)

住所:Av 6 de Agosto, Copacabana, Bolivia

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