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とうとうマチュピチュ村への行き方まできました。

前回も少し触れましたが、マチュピチュに行くためには、まずマチュピチュ村へ行かなければなりません。

マチュピチュ村は本当に小さな町ですが人々は全員ここに滞在や居住しています。そこから、バスか徒歩でマチュピチュへ向かうのです。

 

また、我々は「マチュピチュ村」と呼んではいますが、正確にはAguas Calientes(アグアス・カリエンテス)と言い、「マチュピチュ・ビレッジ」などと言っても現地人には通じないことがありますので注意してください。

さて、このマチュピチュ村への行き方は大きく分けて二つあるので見ていきましょう。

クスコやその他の場所からでも行き方や手法はさほど変わりませんが、そこからのルート(駅など)は正確にはわからないので言及しません。

今回は鉄道に関してはオリャンタイタンボ駅の場合について説明しています。

内容は、鉄道会社の種類、チケット予約購入方法、鉄道の種類、値段、注意点などです。

 

マチュピチュ村への主な行き方は以下の二通りのみです。

  1. 鉄道(駅まではコレクティーボなどで行くと仮定)
  2. 徒歩(Stand by me コース)

 

1. 鉄道

鉄道会社

ほぼ全員が鉄道を利用してマチュピチュ村へ行くと思うのですが、チケットが考えどころなのでそれを含めて説明していきます。というのも、この鉄道代がめっちゃくちゃ高いです苦.....

 

鉄道会社は二つオリャンタイタンボ駅のそばに並んでいます。

ペルーレイル(PERU RAIL): ホームページはこちら
インカレイル(INCA RAIL): ホームページはこちら

 

まず、鉄道を利用するためにはチケットを買わなければならないのですが、このチケットが基本予約制です。オリャンタイタンボ駅に着けばすぐに電車に乗れると思っていた私は後に少し辛い思いをすることになりました。(そもそも本数がそんなにないので町に着いてすぐ乗れるということがほぼありません。)

 

予約については上のホームページから前もってできますし(予約表はコピー必須)、もちろん現地の上記鉄道会社で当日購入もできます※当日のチケットが購入できるかは観光者の数次第です。

ホームページには日本語はないので注意してください。

 

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予約、購入方法

ホームページからの予約、購入

こちらは説明がいるとは思いませんが、HPでチケットを購入した方はそれをプリントアウトして支払いがきちんと完了している場合はそのまま駅に向かえばよいと思います。出発の30分前?くらいから駅の中に入れると思います。入る際は係員からのチケットチェックが必要ですが、とりあえずチケットを持っておけば大丈夫です。

 

利点は早く席を確保できること、自分の好きな種類やランクの鉄道を選べる(後述)ことです。当日に買おうと思っていても時期によっては当日分が全て売り切れている可能性があるので、その場合今いる町に余計に一泊しなければなりません。

欠点は、当日その時間までにきちんと駅に行けるかどうかわからないところです。オリャンタイタンボに前泊する方は問題なく行けると思います。

 

現地で予約、購入

現地(ここではオリャンタイタンボ)でチケットを購入する方は、ペルーレイルとインカレイルのチケット売り場が駅の近くに並んでいるので好きなほうの会社から購入してください。

インカレイルのほうが若干安いですが人気なのですぐに売り切れます。鉄道の種類を気にしない方はチケットの値段を確認して選んでください。ペルーレイルのほうが高いと言われていますが、一つのグレードを除きそんな変わりません。

 

購入は基本的に往復での購入だと思いますので、チケット売り場で往復の時刻表を見せてもらい購入しましょう。その際、時間だけでなく値段をしっかり確認して下さい。後述する鉄道のグレードで変わってきます。

 

マチュピチュ村までは片道1.5時間の距離なので長く、一日当たりの本数としては少ないです。とは言っても朝は7時くらいから夜は22時くらいまであります。

チケット購入はカードもOKです。また、スタッフさんは英語がわかります。

 

注意点

先ほども言いましたが、観光客が多い時期は当日チケットがない可能性もあります。

また往路チケットの購入に関しては気を付けて下さい。

別ページで書きますが、マチュピチュやワイナピチュチケットも事前予約購入です。

どうしてもワイナピチュに行きたい方で事前予約をしていない方はマチュピチュ滞在期間を延長することになるため、往路に乗れなくなる可能性がおおいにあります。

 

鉄道の種類

鉄道会社は二つ、ペルーレイルとインカレイルです。この二つについて軽くまとめておきます。参考にしてください。(名前はホームページに飛びます)

ペルーレイル

グレードは下から

  • エクスペディション(EXPEDITION)・・・60~100ドル(200~335ソル)
  • ビスタドーム(VISTADOME)・・・80~100ドル(270~335ソル)
  • PERURAIL SACRED VALLEY92・・・200ドル(651ソル)
  • ハイラムビンガム(HIRAM BINGHAM)・・・447ドル(1456ソル)

 

エクスペディションは普通の列車で、クッキーと飲み物くらいは出たと思います。

 

ビスタドーム(上の写真)は豪華で、ちょっとした料理が出たり、踊りやアルパカを使ったペルーの伝統商品を見れたりしました。アルパカの服は購入できますがとんでもなく高く、誰も手を出しませんでした。サービスの中身を詳しく知りたい方は他の方のブログに載っていると思いますので参考にしてみてください。(写真は下)

 

PERURAIL SACRED VALLEY92はわかりません1日に二本?くらいしか走らない謎のやつです。

 

ハイラムビンガムは想像ができません笑。タクシーでいうリムジンクラスでしょうか。とにかく普通の人が乗るものではありません。

ペルーレイルチケット売り場はこちら

 

インカレイル

グレードは下から

  • イクスクルーティブクラス(EXECLUTIVE CLASS)・・・60~80ドル(200~270ソル)
  • ファーストクラス(FIRST CLASS)・・・121ドル(397ソル)
  • プレシデンタルクラス(PRESIDENTIALCLASS)・・・不明

 

イクスクルーティブクラスはエクスペディションとほぼ同じでしょう。

 

ファーストクラスはビスタドームみたいな感じだと思います。

 

私はインカレイルには乗っていないので詳しくはわかりません。

インカレイルチケット売り場はこちら

 

※値段や時間等の情報はペルーレイル、インカレイルともにオリャンタイタンボ⇔マチュピチュ村です。

 

乗る際の注意

駅の中にはある時間(30分前など)にならないと入れません。

入る際はチケットを見せないと駅の中には入れないので心配はいりません。入ってからは列車が来るまで待ちます。小さな売店もあるのでちょっと休憩もできます。

列車に乗る際はチケットの番号に列車のアルファベット(A~F?)が書いてあります。出発時間近くになるとアルファベットの書いてあるプラカードを持ったスタッフが来るのでその人についていけば大丈夫です。列車に入る時はチケットパスポートを見せて確認が済んだら中に入れます。

 

また、荷物のサイズ等に規定があるみたいです(ホームページに書いてあります)。明らかに規定外なものは一応いろいろ言われるんですが、「粘ったら持ち込めた!」と言っていた人に出会ったのでいけるかもしれませんね。念のため注意はしておいてください。

 

チケット購入の際の注意

前にも少し触れましたが、鉄道に乗る当日にチケットを買う方は駅に着いたら直ぐに購入しに行きましょう。

時期によっては多くの人が一斉に買いますし、ネットでも予約されているので運が悪いと手に入らないことがあります。

 

私は2月20日あたりに行きましたが、鉄道会社に13時頃に購入しに行ったら最終便(夜10時ごろ)しかなく9時間ほどレストランに滞在していました。レストランに長居していた理由はこれです。レストランにはWi-Fi、コンセントがありとても助かりました。(オリャンタイタンボ(遺跡、レストラン)より

 

2. 徒歩(Stand by me コース)

スタンドバイミ―コース(Stand By Me Course)は通には有名なウォーキングコースです。

線路沿いをあの有名な映画Stand By Meのシーンのように歩いていくことからこう名付けられたみたいです。

 

私は経験していないので書けませんが、まず西の方の水力発電所にそこに行く専用のバスで行って、そっから3時間ほど歩くみたいです。興味のある方は各自調べてみて下さい!

オリャンタイタンボ駅からは歩いて行けません。

 

次からは、ついにマチュピチュ村の紹介です!!

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