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マチュピチュについて調べていたら必ずでてくる、ワイナピチュ。

この正体は一体なんでしょうか!?

ワイナピチュとは

ワイナピチュについて旅行者目線で簡単に説明します。

ワイナピチュはマチュピチュの北に位置する標高2,700mほどの山です。

そして、私たちが「マチュピチュ」を調べるとよく出てくる上のような、上空から見れる写真、この写真を撮れる場所(山)が「ワイナピチュ」なんです。

つまり、マチュピチュに行くだけでは上空からの写真は取れないんです。

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ワイナピチュチケット購入

ワイナピチュのチケット購入はマチュピチュのチケット購入が必須です。↓

なぜなら、ワイナピチュへはマチュピチュの中から行かなければならないからです。そして、このワイナピチュのチケットは1日に付き400枚までしか販売されませんので、本当に行きたい方は事前予約をしておかないと時期によっては何日も待たなければならなくなります。

400枚の限定チケット

ワイナピチュに登れる人数は1日400人限定で、第一グループの200人が朝7:00~8:00に登り始め、第二グループの200人が朝10:00〜11:00に登り始めます。どちらを買うかは選択できますが、チケットの購入時に決定することになります。

激しい山登り

ワイナピチュ登山は初心者にとっては想像しているよりハードです。

基本的には石の階段をひたすら登って行くのですが、途中途中でロープを伝って石を登ったり、手で岩を抑えながら登ったりといった箇所も存在します。

よく高齢者の方がワイナピチュを登山されていますが、本当に尊敬します。落ちたら大怪我では済まないような箇所も普通に存在するからです。登るのが苦手な方は自分のペースでゆっくりと登りましょう。

例えばこのようなガードレールのない階段などが多く存在します。ちなみにこれは階段がある時点でまだ安全な方です。

ワイナピチュ登山の流れ

まずはマチュピチュに入ります。そして、「ワイナピチュはこちら」的な看板に沿って進んで行きます。

途中にリャマがいますが無視します。

マチュピチュの入り口から20分程度進んだところにマチュピチュの入り口ゲートがあります。正直行き方は分かりにくいですが、看板が途中途中で立っているので恐らく感じ取れると思います。わかりにくい場合は聞くしかないですね。

ワイナピチュゲートに着いたら開くまで待つことになります。

ワイナピチュ入り口ゲート(閉まっているときはロックされています。)

こちらがゲートです。まだ係員が来ていないのでロックがかかっていますね。

時間(7時 or 10時)になったら係の人が受付に入るので、一組ずつ入場します。

入場の際にパスポートが必要かは忘れましたが、そもそもマチュピチュ入場の際に必要なので用意しておきましょう。もちろんワイナピチュの入場券は必要です(マチュピチュのチケットと一緒になっているはずです)。

入場の際は名簿に名前、年齢、性別、国籍、サイン、入場時間を記入します。帰ってきた際は、忘れずにサインと時間を記入します。理由は死人や遭難者がいないか確認するためです。そのくらい山は険しいと思っておきましょう。登るのにかかる時間は20~30代の方で1時間程度です。

下山は開始から公平に3時間後で統一していると思うので10時13時だと思います。係りの人が頂上にいて降りるように指示をします。

ワイナピチュ登山は7時〜と10時〜、どっち!?

ワイナピチュ登山は朝7時から入場できるグループと10時から入場できるグループがあり、どちらが正解ということはないですがそれぞれでメリットやデメリットがあると思っています。

朝7:00〜

【メリット】

1. 登るのが楽

朝7時組はとにかく登りが楽です。理由は降りてくる人がいないからです。

このグループは下山を10時までにスタートさせなければならないので、10時からの200人ほどの登りのグループと狭い険しい道を入れ違いながらの下山になりますが、登る方よりきつくないと思います。(上の写真の⇄のところ

それに朝は直射日光がそこまで強くないので10時組より登りやすいこともメリットです。

2. マチュピチュを自由に回れる!?

2017年7月から制度が変わりました(マチュピチュチケットの分類)。

ここからは私の推測ですが、マチュピチュに登る方は時間がバラバラになるため、恐らくガイドをつけなくても良いと思います。朝一でワイナピチュに登った後は15時まで自由になるのではないかな、と思っています。10時組は最初の4時間以内はガイドあり?で下山後は15時まで自由になるという形かもしれませんね。(私の推測なので調べてみてください)

【デメリット】

1. 朝が早い

朝が早いです。6時からマチュピチュに入場できて、20分程度でワイナピチュのゲートまでたどり着きますが、何せ200人が来るのであまり遅いと自分のペースを掴みづらく登るのがきついことにもつながりかねません。

私は朝5:30のバスに乗り、早歩きで行ってワイナピチュゲートには5番目に並びましたが、さすがにそれは早すぎました笑。急がない方は6:30や7:00のバスでも良いかもしれませんね。

2. 天候の影響を受ける

これは私の運の問題かもしれませんが、朝6:00は霧が強すぎて前があまり見えないレベルでした。そのせいでワイナピチュ頂上についても全くマチュピチュが見れず、終いには2時間半マチュピチュを見ることができず絶望していました。

10時は下山の時刻でしたが、10時5分ほど前に嘘のように霧が晴れ、さすがに係りの人がもう少し待ってから帰って良いとおっしゃいました。このように下手したら朝早いと霧で見えないという残酷すぎる結果になることもあるかもしれません。

その点、10時登りからだと完全な朝なのでそんなに心配がないとかなんとか。。。

朝10:00〜

【メリット】

1. 高確率でマチュピチュを見ることができる

上でも言いましたが、朝は霧の影響をもろに受けるのですが、10時組が登り着く頃には11時なのでその頃はもう霧は晴れていると思います。私の経験則と聞いた話なのでなんとも言えないですが。

2. 朝が遅い

7時組とは逆で朝はゆっくりできますね。前の日の夜も騒げます笑。

【デメリット】

1. 登りがきつい

登りは、7時組が降りて来るので道を譲り合うことになります。道は狭く二人で通ることは基本的に不可能と考えてください。だいたい100人程度とすれ違うことになります。ただ、頂上付近は登りと下りで道が分かれているので、心配いりません。

また、10時以降は日差しがあるため、体力が削られることにも注意してください。水分補給はこまめにしてくださいね!

最後に

共にメリット、デメリットはありますが、自分の好きな方を選びましょう。

私は10時組のデメリットをよく聞いていたので、7時から登りました。確かに10時組が登るのはきつそうだなとは感じましたが体力のある方なら、天気のことも考えて後半でも良いかなと思います。

これ以上は長くなりそうなので、次回は、ワイナピチュに関する補足をします。

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