職探しに関して英語で面談受けてみたらボッコボコにやられた話
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コロナ環境下での2回目のGWが始まりました。

1年前のGWなんてあったのかすら覚えていません笑。当時は5月から新しい職場だったこともあり、バタバタとしていました。

そして、私が将来ニュージーランドを狙って海外移住をしようと決めて動き出したのもこの辺からでした。懐かしいですね。

ニュージーランドで永住権を取得するためには、基本的に会社に雇われる状態である必要があります。会社に雇われるということは面談や面接などをクリアしたということなります。もちろん、英語ですね。

さて、今日はそんな英語での面談の体験談に関するお話です。

※特定がない様に多少抽象化して記載していきますが、会話の内容自体は真実です。

先日、LinkedInである方から、「この求人興味ある?興味あるなら連絡して。面談受けてもらうから。」みたいな連絡が来ました。

本題に入る前に、実はこの様な連絡は2週に1回くらいちょこちょこあります。ようは、リクルート会社のリクルーターの方が「うちの会社があなたに合う求人を持っているかもしれないから連絡くれない?」といった誘いです。

去年までは全部無視していました。理由は二つあって、一つ目が転職したばかりの年だったので転職なんて1ミリも考えていなかったからです。

また、二つ目は、そもそも今の会社に入ったきっかけがLinkedIn上でのこのリクルーター系のお誘いで、その当時の経験からだと会社に応募するまでの全体を通しての印象がそこまで良くなかったからです。ただ、今いろんなリクルーター会社とのやりとりをした経験がある中で見ると、私が今の会社に来るきっかけになったリクルーター会社の人たちはムッチャクチャ良い方々だったと思います。心の底が優しい人たちでした。

この辺のLinkedInを使った転職系の話は別途することにしましょう。

そんな理由はあったのですが、リクルーターから来る連絡の8, 9割りは英語なので、英語を使う練習になるならいいや、と思い返信だけをする様にしていました。今年に入ってからの話です。

返信していた内容としては、

  • 現在、転職は考えていないこと
  • 仮に、フルリモートでほぼ英語しか使用しない環境であれば考えても良いこと
  • ニュージーランドの会社であれば考えること

でした。こんな求人見つけるのほぼ不可能だと思っていましたが、それを知った上で私はあえて返事をしました。本気で転職する気があったわけではないので向こうは引いてくれるだろうと考えていたからです。

だいたいの会社は、「今はそんな求人がないから機会が会ったらよろしく!」みたい感じで終わったのですが、一部の方々の反応は違いました。「OK、今はそんな求人ないけど、とりあえず話そう!他にあなたにあった求人があるかも。」みたいな感じです。

「いや、絶対ないだろ。」とは思いながらも、向こうからの誘いですし、英語を話す良い機会にもなるか、と思って面談を受けることもありました。

このような面談は至ってカジュアルな面談で、「どういう業務をしているの?」「ニュージーランド行きたいんだ。なんで?」みたいなアイスブレイクで始まり、最後に「どういう仕事なら受けてみたいと思う?」みたいな本題をさらっと話して終わりでした。私は、「週2,3とかで働けるとかなら今すぐにでも求人を見てみたい。」と本音を伝えていました。「OK!じゃぁまた!」と言われ面談は終わっていました。

でそのあと、相当的外れな求人がどんどん飛んでくるのはまた別のお話としましょう。

ようやくここで本題。

こんなこともあったので、冒頭のあのお誘いもこんなカジュアルなものだと思い、一応登録して面談の日程を決めようとしましたが、今回は意外とちゃんとしたプロセスを踏んでいるなと思いました。今回が若干違ったのは、面談の日程や方法も事前にメールで連絡が来ていたことでした。また、面談相手がメールをくれた人ではありませんでした。

でも、面談時間は10分とあったので「サクッと終わるだろうな、自分の経歴を軽く見直しておくか。」くらいで、面談当日を迎えることにしました。もしかしたら、意外と良いチャンスがあるかもしれないと密かに思っていました。

面談当日を迎えました。

今回の面談は今までとは違い、プロセスがきっちりとしていたのもあって結構緊張していましたが、その分信頼性はすごく高いんだろうと思い10分の面談に挑みました。

面談が始まりました。

そして、5分で終わりましたorz...

気になる面談の内容ですが、「How are you?」のやりとりが5秒ほど行われたあと、すぐに質問がだーっときました。

面談相手「どうやって我が社のサービスを知って、この面談の登録をしたのか?」

面談相手「うちの会社について知っていることはあるか?」

面談相手「一番得なプログラミング言語は?」(私はITエンジニアなのでこの様な質問でした。)

面談相手「じゃ、二番目に得意なプログラミング言語は?」

面談相手「あなたの今の会社での役割は?最も辛かったことは何?そして、それをどう解決した?」

面談相手「何か質問はある?」

面談相手「この面談のFBをします。」

応募者を試しているのでしょうか、面談相手は早口言葉なみのスピードで話していました。上の質問は一言でまとめていますが、実際はもう少し付加情報をつけて質問されていた気がします。覚えていません。コアの質問内容を聞き取ることだけで精一杯でした。

全ての質問に回答はしました。回答はしたんですが、上の質問量が5分で終わったことでわかるように、正直低レベルな回答内容であるのと同時に英語のワード選択、流暢さ、プレゼンテーションの全てがかけていました。開始早々に面談の空気に負け、圧倒的な悲愴感と羞恥心(どっかで聞いたことあるな。)に襲われました。

面談のFBとして、言葉的には丁寧にFBをいただきましたが、簡潔に言うと「英語力が低すぎるから底上げしないと無理です。英語での現場では流暢であることが当たり前なので、英語がすらすら話せることが前提となります。それどころかプロジェクトの議論内容を正確に理解しなければなりません。もっと鍛えてから出直してください。」といった感じでした。(もちろん、高圧的な態度などでは一切なかったです。)

私と話す価値もなかったのでしょうw10分の予定を5分で切られました。ITエンジニアという本題の会話を一回も行っていません。まぁでも今思い返すと、逆の立場だったら、私もさっさとビデオ通話切りたいだろうなと強く思いました。

面談後のメールでは、英語のスキルアップに関して(というかそれだけ)以下の様なアドバイスがありました。

「ボキャブラリー、ライティング、プレゼンテーションスキルを磨きましょう。文法、文の構成などのスピーキングは英会話などを使って鍛えましょう。音楽、映画、本だけでなく、ニュースやブログを活用することも英語の勉強には良いでしょう。面談では英語で考える必要があるため、先に英語脳にしておきましょう。」

「いや、全部やんw」

圧倒的な英語力の無さを痛感しました。そしてこのレベルのFBを受ける自体が本当に恥ずかしかったです。上に書いてあるような勉強が必要なことは言われなくてもわかっているつもりでしたし、多少なりともやっていたつもりでしたからね。。。本当に少ない努力ではありますが、この1年間、毎日の英語を勉強してはいましたが、1年やってもこのレベルでしかないのか、、、と思い直すきっかけになりました。

「質問がわかって、一応回答できたんでしょ?十分じゃない?」と思う方々もいらっしゃるかもしれませんが、私はかつて英語圏への留学を経験したことがありますし、一応、英語の国際資格も持っています(5年以上前のものなので微妙だが。)ので、これでは不十分すぎます。「君のITの実力じゃまだまだ無理だね。出直してきて。」くらいの話になるならまだましでしたが、今回は会話すること自体が論外みたいな感じでしたので流石に凹みました。笑

それと同時に、本当の世界のプロというのはこういうものなのだろうと感じました。普段良い意味でも、悪い意味でも優しい環境に置かれているからかもしれません。結果的に、今回は流石にいい加減な応募だったのは否めないですし、本当に相手に失礼でした。

たった5分でこんなボコボコにやられて、こんな学べたことは良い経験となりました。未来の自分に期待しましょう。

半年に1回、いや、年に1回くらいならこんな日があっても良いのかもしれないと思ったGW1日目でした。

さぁ、英会話はじめようかな。。。

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