ニュージーランドに来てから1年が経ったので適当に振り返り
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久しぶりの更新になってしまいました。

さて、昨年ワーホリビザでニュージーランドに着いてからちょうど一年が経ちました。忙しい1年を過ごし、こちらのサイトでの記録更新がほとんどできていなかったのでこの機会に記事の"公開"ボタンを押すまで頑張ることにしました。(下書きはたくさんあるのですが...)

そう、これは後へ続く人たちへの記録(役に立つかはさておき)と自分の老後か知らんけどその時の楽しみのための記録なのでできるだけ数を増やさなければならない...

一年前を思い出す

ニュージーランドの永住権取得を目指し、ワーホリビザを持ってニュージーランド、オークランドに降り立ったのが2023年10月。私の場合はとりあえず職を見つける(ビザをワークビザに切り替える)ことを目標にしていたので、日本ではそのための計画立て、準備をしていました。どの職種の仕事を見つけるか、スキル向上、あとは英語勉強も少し。その他は、仕事が見つからなかった時のことを考えて1年半程度は生き延びることができるくらいの生活費を貯めていました。

ニュージーランドにたどり着いた時に一番衝撃だったのが物価の高さでした。というのも、私は以前に2回ほどニュージーランドには来たことがあったので(コロナ前)、おおよその物価(飲食等)は把握していたつもりだったのです。ただ、これが仇となりました。コロナ後のニュージーランドの物価は私の記憶とは悪い意味で違っており、最初の1,2週間はこれからやっていくことに対する若干の絶望を覚えたことを今でも覚えています。(同時に仕事の面接まで辿り着くことの難しさ、厳しさをその時点で体感していたから、というのもあってです。)

ただ幸いなことに、ニュージーランドに着いてから3週間後に正社員採用をいただきました。ワーホリビザは正社員雇用(フルタイム)を受けられないので、ワークビザが出るまでの半年くらいは個人事業主として働き、今年の5月から正社員として働いています。

ということで、丸々11ヶ月くらいはこちらで働きながら生活したので、自分の今の状態とか考えとかそういうのを振り返ってみることにしました。

さて、まずは思い返すためにニュージーランドに着いた時の記録を読んでみました。

なんだ、、、このクソつまらないわかりにくい日記は...うん、、、忙しかったのでしょう。

もう一つ読んでみることにします。

これはまぁ多少記録としては役に立つかもしれないです。いやーこの時は頑張っていたようですね。

若干当時のことを思い出したところで、一年後の今の状況とかを振り返ってみようと思います。

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仕事/働く文化に慣れたか

一番最初に出てくる項目がこれなんですね。この1年本当に働いてしかいませんでした。まぁ正社員採用をいただいて契約社員として働き始めましたが、それが後の正社員雇用を100%保証するものではなかったこともあります。(正直、働きながら採用見送りの確率はほぼ0だということは感じてはいましたが、結果見送りということもなくはない話なので。)正社員になってからはより会社のために貢献したいという気持ちが強くなっていました。なので結果的にずっと働いていました。

さて、働き始めてほぼ11ヶ月経ったわけですが、どうなんだろう。仕事に慣れたか?という質問は判断が難しいです。仕事(作業、業務自体)に慣れることよりもニュージーランドでの職場の文化や職場での英語に慣れるかどうかの方が、自分にとっては比重が大きく感じたからですね。

結果としては、まだ慣れてはいないです。そもそも慣れるってなんやねん、なのですが、日本で働いていた時の完全主観実力発揮度を10とすると、今のこっちではどのくらいだろう、、3,4くらいではないのかなーと思っています。。。個人的にこの感覚が6,7いったあたりから慣れる、と言えるところですかね。

でも仕方ないといえば仕方ないです。今まで1回も日本人以外の方と働いたことはなかったですし(会社の中にはいたぽいけど仕事で関わったことはほぼない)、日本語以外を使ったこともなかったです。(唯一、1回だけ英語の会議に出たことがあるが、ほんとそれだけ。)。

一旦、英語云々の言い訳は置いといたとしても、働くということに対する人々の態度や考え方、物事を達成するまでの経路や考え方が自分が今まで生きてきた人生と全く異なるのでそれについていくというのがすごく難しく感じたということも要因かと思っています。正直、自分は環境慣れが早い方だと自負していたのですが、それは日本の中だけの話だったということがわかりました。

実例を話し出すと"公開"ボタンが押せなくなるので今日はここまでにしておきますが、かなり大げさで極端な表現をすると、ニュージーランドでは計画、協調に対して弱く、日本では会社の利益(顧客への価値提供)やスピードというものにコミットできていない。(この例は自分の経験や人からの経験話も混ぜています。)ちょうど良いところはないんかい、という感じです。

こんなものなのかなー、とは思いたいですが比較できるものもないのでその程度の考えしかないです。まだまだニュージーランドで働くことに慣れましたと自信をもっていえるまでは時間はかかりそうかなーという気はしています。

生活・文化に慣れたか

これはどうだろう...ほとんど仕事しかしていなかったので慣れというのがどういうものかわからない。わかるほど外に出ていない笑

普通に生きてるし、8月には賃貸も契約して(実は日本含めても社会人になってからは初)、車もローン付きで買えたのでその辺の入り口はクリアできるくらいですかねー。大きな問題が起こらなければ普通に生きていけるくらいです(問題がないのだからそもそも慣れるというのも存在しないのですが笑)。正直この辺は慣れていかないといけないことがこれからたくさん出てくるんだろうなという感じです。

ニュージーランドに住んでいる人種は豊富なのでニュージーランド人、というとそれは違う気がするのですが、こっちに住んでいる人たちの性格とか人間的なもの(言語力...)が合わないと感じたことはないです。んー、まだわからないけど、平均的にはニュージーランドの方が好きかなー。みんな自分の世界観で生きてるし。

あーでも、ニュージーランドの国の制度とかそういうのはまだ一切触れていないからそれはそのうちかなー、と思っています。

結局、仕事も含め全部時間が解決しそうということか笑。

移住に向けた正直な気持ち

実際に1年は生き延び、クビにならない限りは後4年半くらい滞在できるのですが「海外移住」ということに対しては色々考えることがありました。

まず、今ここまで来ておいてなのですが、実は逆に海外移住/永住にそこまでこだわらなくなった気がしなくもないです。

ここ1年の自分の行動からもそれは感じます。本当にすぐに移住環境を整えたいのなら(永住権が欲しいのなら)、多分仕事はほどほどにしてとにかく早く英語を勉強することに全力を注いだであろうと思っていますがそうはしてきませんでした。私の場合、あとは英語の試験をパスするだけで居住権の申請ができますし、多分、少し本気で試験対策すればパスするでしょう。(※居住権についてはニュージーランド独特のものか?知らんけど。興味ある人は調べてみたら良いです。)。

永住権は絶対取ろうと思っていますし、とって損はしないのでできるだけ早めに申請できるようにしたいな、とは思っていますが、それよりも職場で役に立ちたいなーとか(次のサービスリリースの方が心配笑)、趣味見つけたいなーとかの方が強いのが不思議ですね。なんでだろう。申請してから他のことやれば良いと思うのですが非常に頭が悪い笑。誰か匿名でも良いので叱ってください。

日本での生活とニュージーランドでの社会人生活(たった1年弱ではありますが)を比較できる経験を早めに積めたのは今後のいろいろな判断をしていく上で役に立つだろうなと感じています。

1年を終えて

自分の性格やプライドだと思うのですが、何に対しても恥ずかしさや自分の未熟さを痛感する1年だったという反省の一面もあり、それでも自分が目標としていたいわゆる就職(ワークビザへの切り替え)という目標の達成をできた喜びの一面もあり、面白い1年だったと言えるでしょう。

ダラダラと書いたのですが、海外移住みたいな目標ってとりあえず近しいことを経験できるように頑張って、その後は徐々に考えていけばよいかなーと思った1年でした。そのような近しい経験というのができるようになるまではすごく大変な時もあると思うのですが、楽して良いものは手に入らないという、、、はい、自分への戒めです。そして、自分(家族)の人生は結局自分たちで決めるしかなく、それに絶対的な正解もないので、自分たちがどう満足できる生き方ができるか、ということですね。後悔だけはないようにしたいです。

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