ニュージーランド マスターズ スイミング North Island(北島)大会で年代別総合成績2位の銀メダル!
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ニュージーランド マスターズ スイミング North Island(北島)大会が終わりました。そして、今年参加できそうな公式大会は全て終わりました!

前回までのはこちら。

全国大会後

5月の4週目に全国大会が終わりました。全体優勝が1つ、全体準優勝が3つでした(年代別結果としては優勝2, 準優勝2)。全国が終わってから今日まで約2ヶ月、最低2日に1回(1~1.5時間?)の練習をしました。確か最後の1週間+αくらいは毎日プール行ったかな?

全国の結果が良かったのでそれより規模の小さい北島の大会は正直あまりやる気がありませんでした。でも、「あとでなんか気が変わるといけないから」、ということで2日に1回練習はしていました。嫌々ながら...

全国大会の結果が周りの方に伝わっていたので、「次はいつ?調子はどう?」とかなり聞かれました。そういう後押し?やせっかく年間費払っているしな...というものあり...今回はメダルもらえる可能性もあり...嫌々ながらも結局なんだかんだ2ヶ月ちゃんと真面目に練習はしたな...というのもあり、色々葛藤しながら、申し込み最終日の締め切り数時間前にエントリーを完了しました。今回はそんな感じで、全力集中というよりかは、出てやれるだけのことはやろうくらいだったので、エントリー数もMaxの、2日で6種目にしました。そして、今回は得意ではない50mのスプリントに3つエントリーしました。というか2日で6種目は鬼なので、他に選択肢がなかっただけですが笑。

ということでそこまでやる気はなかったので、試合1週間前まではプレッシャーも感じず(ストレスはだいぶあったけど)。練習はもちろん毎回真面目にやっていましたが、全国の時よりは熱意自体は少なく、ただひたすら決まったメニューを毎回やるだけという感じでした。期間が2ヶ月くらいあり、また全国大会までは筋力、持久力系の練習は一切やってなかったので少し筋トレとスタミナ付けの練習を入れたのは進化です。そのほか、Youtubeで勉強とかは一切していませんし、食事制限も最後の1週間を除いて一切していません。それまでは普通に好きなものを食っては飲んでしていたので今はお腹周りがリバウンドしています。

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試合1日目

1日目は4レースに出場しました。午前2つ、午後2つです。

午前1種目目は50mバタフライ、結果は全体3位。年代別は2位(差分+0.12秒でした。おしい!)。

午前2種目目は100m平泳ぎ、結果は全体2位。年代別でも2位。

午前が終わって休憩に入りましたが、この休憩が長い長い...3時間ちょいとかあったかな?応援してくれた友人等の入れ替わりで誰もいなかったので一人でした。暇すぎて困りました。ベッドもないので楽に横にもなれないし、ずっと座っておくのもきついし、スマホ持っておくだけで腕が疲れるので携帯もそんな見れないし(久しぶりに重力を恨みました)。会場の入り口もオートロックがかかる仕組みだったみたいなので1回出たらしばらく戻って来れなそうということでプールの施設から私は一切出ずにじっとしていました。ちょっと施設内を散策したくらい。

午後1種目目は200m個人メドレーでしたが、100mターンした時に途中で心折れて、最後の50mとかは少し流しました。疲れがまぁ取れておらず、後半はかなり苦しかったです。この種目に関しては唯一、他の出場者と比べて私がダントツで若いのもあり、全体1位でした。

午後2種目目は50m平泳ぎ、1日目の最後のレースはまさかの飛び込んだ時に左足が半分攣りかけます。「あ、あかん...」という感じ。一瞬力を抜いて、前半のキックを弱目にしました。後半ターンする時に壁を蹴ったら大丈夫だったのでそこから全力の巻き返しです。その日最後のレースなので最後攣っても大丈夫。50mだったのもあり、無事に最後まで攣らずにゴール。結果は全体3位(2位との差分+0.43秒)。年代別は2位(差分+3.03秒でした。全然おしくない!)。

1日に4レースはマジきついです。しかも、各レースのインターバルが20分前後とかなので回復がまぁ間に合わない。もちろん皆がだいたい同じ条件ですが。

試合2日目

2日目、悲しいことに朝起きたら右肩、右腕にかなりの痛み。腕を回すだけでも結構痛みました。オークランド大会、全国大会の時とは比ではないほどでした。これがあまりに痛くて、、、2日目の朝のウォーミングアップを途中でやめました。毎試合、最後の週に毎日プール行って強度をあげるのがよくないんだろうな、と思うがもう遅い。

午前の1種目は100m個人メドレーでしたが、これ、一番頑張りたかった種目だったんです。なので、レース直前までは結構、萎えてました。

ところが、、、我々人間はこんな時に最強のホルモンを分泌することができます。そう、アドレナリンです。レースが始まった途端?あまり記憶ないけど、プール前に立ってからかな?このアドレナリンが全ての痛みを消し去ってくれました。マジすごい。

私は良くも悪くも?、すごく苦手な1種目もすごく得意な1種目もないというパターンなので個人メドレーは適しています。結果、2位と−0.65秒の差でなんとか全体1位。2ヶ月半前のオークランド大会から4秒くらいタイムが縮みました。そして、まさかのNZ記録まであと2秒くらいという好成績でした。(25年くらい破られていない大記録です。)

午後の2種目は、男なら出よう50m自由形(クロール)でしたが、これごちゃごちゃしすぎて大会が終わっても結果がわかっていなかったのですが(さすがニュージーランド)、先ほど結果がメールで来て全体3位(年代別1位 - 差分−0.04秒)でした。奇跡。

北島大会の最終結果

全6レース終わった後は表彰式でした。そして、年代別総合成績2位(カッコよくいうと優秀選手)に選ばれました。(真冬というのもあり参加者は多くなかったんですけどね。)

これがメダル。小学生か中学生以来です。

年代別総合成績2位ということで銀メダルです。

今年の結果(大会大きい順)

私が出る今年のレースは全て終わりました!最終結果はこんな感じ。半年くらい本当によく頑張りました!!※マスターズの大会は公式結果が年代別になります。(カッコ内)は年齢の関係ない全体順位。

種目|順位

ニュージーランド全国大会

200m個人メドレー1位(2位)
100mバタフライ1位(1位)
200m平泳ぎ2位(2位)
100m平泳ぎ2位(2位)

ニュージーランド北島大会

200m個人メドレー1位(1位)
100m個人メドレー1位(1位)
50m自由形1位(3位)
100m平泳ぎ2位(2位)
50mバタフライ2位(3位)
50m平泳ぎ2位(3位)

ニュージーランド オークランド大会

100m個人メドレー1位(1位)
100m平泳ぎ1位(1位)
50m自由形1位(3位)

最後に

今年のレースが全て終わりました。(正確には、来月に南島大会がありますが、さすがに出ません。)そして、今年の半年はほぼほぼこの水泳に使いました。もうこれで練習しなくて済むと思うとすごくホッとします。

マスターズ スイミングの運営の方にも「来年NZ記録狙えるよ!」と言われましたが、ちょっとどうですかね。また1年の半分使って?、ちゃんと目指すならまた明日から...?いやーさすがにやるかわからない笑。少なくとも明日からやるメンタルはない。(というかその前にせめて永住権取らな笑)

あとは、、、これは声を大にして言いたい。南半球、冬に競泳シーズン来るの辛すぎ問題。オリンピックなどと同様、マスターズも世界大会は基本夏です。北半球の。私は南半球にいるので、それに合わせて上記の全公式試合がほぼ冬、ガチ冬に開催されます。はっきり言います。さみぃ。冬に毎日とか2日に1回とか、仕事終わりとかの夕方、夜にプールです。行って、泳いで、帰ってくるまで全部寒いんです。超気持ちいぃーとか言ってる余裕ないです。

ということで、最初は健康のために適当に始めただけでしたが、最後はこんなことになってしまいました。今はキーボード打つ腕が痛いほど腕、肩が痛いです。(確実にこれは怪我の部類に入ると思う)。本末転倒もいいところ笑。

そして最後に。これまでの試合でたくさんのスイマーを見てきました。50, 60, 70, 80歳を過ぎてもレースに出る方がたくさんいます。しかも冬。これを実際の大会で生で見ると本当に感動します。いくつかのレースでは涙が出ます。60前後、70歳前後とかでも100m、200mのバタフライを泳ぐんです。本当に泣けます。私みたいなまだ若者勢は、自分との戦いもありますが、人との戦いもあります。でも、すごく高齢になるとライバルはほぼいません。つまり、自分との戦いだけなんです。そしておそらく毎年。その状態であそこまで頑張れるって本当、すごいしか出てこないんですね。感動します。めちゃくちゃ頑張っている人を間近でリアルタイムで見れる機会ってすごく良いです。

あと、見ている人いるかわからないですが、もしニュージーランド(特にオークランドとか北島方面)で水泳始めたい人、大会出たい人いましたらなんでも聞いてください。(そういえば年配の方の日本人いたんだよな。表彰式にはいなかったのでレース終わってすぐ帰られていたみたいだけど。自分のことで一杯一杯で全く気にできなかった...)

さぁ自由になったので酒を飲もう。

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