ニュージーランドでのソフトウェアエンジニア職、初のjob interviewを受けた感想
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本日、ニュージーランドにある会社のソフトウェアエンジニア職で初のjob interviewを受けました。鉄は熱いうちに打てではないですが、記録として残しておこうと思います。ガチのjob interviewとしては人生初です。

できる限りの準備等をして全力で挑んだつもりです。(私の中では。)

まずは感謝。

今回面接させていただいた会社さんには本当に感謝しかありません。彼らには絶対伝わることはないですが、ありがとうございました、と心の底から思っています。なぜなら、そもそも私はまだ日本にいるからです。しかも、就労ビザを持っていない。応募したことがある方はわかると思いますが、こんな人のために面接のチャンスを与えてくれるのがまず神です。普通は門前払いです。なので、非常ありがたい機会でした。面接の終わり間際は「ありがとう」を連呼しました。

履歴書やカバーレターにもそのことをちゃんと書いていて、面接の時間の調整も「日本にいるけど大丈夫か」、「日本時間でこの時間ならいけます」というのをやりとりしました。

良い機会を与えていただき成長につながったと思います。(もし、resumeやcover letterを機械的にスキャンだけしてキーワードが引っかかった人を全員面接していた、とかなら、連呼したいくつかのありがとうは返していただきたいですが笑)

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募集要項(Job Description)、簡潔に。

※私が言わない限り表に出ることはほぼないでしょうが、エンジニア関係ならチラッと聞いたことがある会社名の可能性が高いのでjob descriptionなどを含めた詳細は伏せておきます。

応募した理由は驚くくらいに募集要項とスキルがマッチしていたからです。今まで100以上はチェックしてきたと思いますが、ここまでマッチしたのは初めてくらいの感じでした。

応募した職の必須スキルとか給与レンジは以下です。

必須スキル

最低経験5年開発経験、ブラウザベースのWebアプリケーション開発、フロントエンドもバックエンドも可能なFull-Stackエンジニア(言語とフレームワークの指定付き)、スクラムの理解、ジュニアエンジニアのメンター、CI/CDパイプラインの経験、テスト経験、システムのコードレベルでのアーキテクチャへの理解

※人間性的な部分など、細かいと判断した基準は外したり、大雑把に書いたりしています。

給与レンジ

日本円で800万〜1,000後半万とかだったかな?忘れました。

※日本との物価も違いますし、為替などもあるので一概に高いとか低いとかではなくレンジがこのくらい、の話になります。また、スキルや経験でも変わりますね。

Resume, Cover Letterは通った(奇跡)

Resume, Cover Letter(履歴書、カバーレター)は通りました。間違いなく、文面上のスキルがめちゃくちゃマッチしていたからだと思います。(全てを通して初めての応募で一発目で通るという奇跡も奇跡。)

ちなみに、ネイティブのチェック、修正はちゃんと入れてもらいました。

素晴らしい会社の一つですので、それなりにjob descriptionにマッチすれば落ちないという事実が得られたのは非常に大きいです。

スクリーニングインタビュー

こちらの内容自体は本筋ではないのでどこかでいつかまとめて出します。思い出すのに時間かかりそう。聞かれる内容は、当たり前ですが、ネットに転がっているようなのと同じです。

一応、「会社名 job interview」で相当検索して質問を眺めていましたが(回答を全て用意したとは言っていない)、こちらの検索結果と似た質問は1個あったかな?くらいです。その1個も近いだけで、全く同じではなかったと思います。結局人によって違いますのでそんなもんかな、と思いました。

反省点は?

書くだけでも恥ずかしいですが、自分がアピールする内容が時々よくなかったです。(全般的に浅かったんですけどね。)

具体的には、、、

自分が話す英語で完全に詰まることはなかったんですが、質問によっては、簡単な(もちろん嘘ではない)浅い回答に逃げてしまった感が強かったかなーと反省しました。質問者の意図を読んだもう一歩深い回答ができたはずなのに、瞬間的に英語に訳せなくて抽象的な回答になってしまったのはよくないな、と思いました。

どのくらい詰まるかにもよりますが、詰まってでもまともなことを言った方が自分らしかったかな、と思う質問がいくつかありました。

「この質問をするってことはこういう人材が欲しいんだな。」という理解と「ダンマリ決めるのはよくないから、とりあえず簡易的な方向から話始めて、本質的な回答にシフトしていくか。」が同時に来るんですが、後者をしながらの前者の回答が、内容的にも英語的にも作れなかった質問がいくつかありました。

これは準備不足ですね。

スキルがないならそれはしょうがないのですが、回答できることはあるのに回答できなかった、というのを減らせるようにしていきたいです。

でも一個良かったのは、終始一切メモを見なかったことです。絶対喋れないだろうなと思ってだいぶ用意していたんですが(いわゆるカンペ)使わなかったのはgood??だと思います。暗記で話しているとか、何かを読んでいるという印象は一切出なかったと思いますが、暗記したものを普通に話せるようにしておいた方が圧倒的に良いはずなので、その練習はしておいた方が良いかもしれないと思いました。まぁ質問が想定と大分違ったので今回はどうしようもなかったのですが。「最後に質問ある?」の時だけは「メモしているからみるね」と言って読みました。くらいです。

私の場合は、100%の状態では挑めないことは理解・覚悟していましたが、半分くらいの質問に対しては、今のスキルでももうちょいいけたんじゃない?という感じでした。何がこの差を生み出したのかはまた深く考えてみます。

もうちょっと面接の経験積むと良さそうなんですが、いかんせん、履歴書が通る気がしない。最低でも早く現地に行って、住むところを見つけねばならんですね。(年末調整と英語の試験待ち。)

まぁでもよく頑張ったね。

何はともあれ、少なくとも私個人は、自分自身が爆死したとは全く思わなかったので、良い機会になりました。受かる受からない以前に話にならないということが過去にあったのでそれと比べると上出来だと思います。今回は、2年前と違って30分の面接をほぼ時間使い倒せたのでw

少なくとも、2年前と比べるとだいぶ成長したのは間違いなさそうです。2年前くらいのを思い出して、これさっき読んだけど、ひどい笑

追記:結果、不採用となりました

1週間くらい連絡が来なかったのでメールで連絡しました。結果的に不採用です、という旨を伝えられました。また、非常にありがたいフィードバックもいただきました。

フィードバックの内容は二点でした。1. 技術や経験的には問題ないけど、シニアソフトウェアエンジニアとしては経験が足りないと感じた。2. インタビューを通じて効果的なコミュニケーションに対する懸念があった。

そうですよね。という指摘だと思いました。1点目に関してはものすごく心当たりがあります。ここは次回の対策に入れ込みたいと思います。

ただ、仮に1点目がうまくいっていても、今回は2点目で落とされただろうなー笑、というのは上の振り返りの通りです。そもそも質問の回答が幼稚でしたからね。日常会話と似た感じでいけると思ったら大間違いですね。日本語だと絶対うまいこと解答できるはずなのに...という悲しさはずっと消えないだろうなー。

そのほかにも、なかなか音声越しだと聞こえにくくて二、三回聞き返したのとそのうち一個は、「質問はこういうことですか?」って聞いて、「違う、逆」って言われました笑。(notが聞こえなかったよ。)

まぁ切り替えましょう。

最後に

面接後の日本語での仕事が超絶楽すぎた。日本語で仕事をしてくれている皆に感謝の念が出た。なぜかわからない。

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