2023年9月にケンブリッジ英検C1 Advanced(CAE)受けてきての感想、受ける時の心構え、準備の記録
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2023年9月に日本(東京)でケンブリッジ英検C1 Advanced(CAE)を受験してきましたのでその感想と試験直前に何をやっていたかを記録しておこうと思います。

受けた結果の心境の変化やどういう心構えで受けたらいいか、という参考になれば良いと思います。対象は主にoverallで合格するか怪しい(もしくは、多分落ちる)くらいの人向けになるかと思いますが、誰かのために、というよりは自分への記録のためです。僕は間違いなく落ちているので誰かへのアドバイスなどおこがましいためです。本気で受かりに行く人からしたら全く参考にならないのでその辺はご了承ください。

まず初めに、無事にオワリました。(意味はわかりますね?)

理由は言うまでもないのですが、スピーキング以外は勉強時間を確保しなかったからです。ライティングがリスニングの前にあることに試験の3日前に気づきました。(なぜか逆だと思っていた。)

C1というものに少ない勉強で挑むことがどれだけ死に値するものなのかは皆さんならお分かりかと思います。

もちろんですが、2月に申し込みはしたのでやる気はあったのですが、それよりも優先度の高いことがたくさんあってその中でなかなかやる気が出せなかったというお恥ずかしい言い訳になります。本気でちゃんと勉強したのは試験前一週間だけです。それ以外はちょこちょこやったり、やらなかったりで、ガッツリやっていたのはそこだけです。ただまぁ今回の難しさ的に、1ヶ月フルでガチ勉強していても落ちていただろうな、という気はします。

やる気を出せなかったのは、月末から控えている海外移住(申し込み時はこの時期の渡航予定じゃなかった)の準備と移住後の職探し(job interviewなど)と仕事で時間を取られたからです。私はケンブリッジ英検を海外の永住権取得のために受けているだけなのですが、別に今受からなくても良い、というのも大きかったです。

言い訳の連続でしかないのですが、ちゃんと記録しておくしかない...

今回の目標は全部「測定不能」を避ける、B2の資格は受け取る、です。(笑ってください...)

最後一週間でやったこと

プレテストを4回分受けました。最後の2回に関しては、試験と同じ時間にやってみました。(スピーキング以外)

リーディング、文法は4.5~5.5割、リスニングは3~5割でした。ライティングもB2~C1の間(C1には行かない)くらいです。ライティングはChat-GPTでレベルを確認できます。もちろん信じるか信じないかはあなた次第です。

文法は問題集を使って、part3だけ絞ってやりました。残りは運ゲーなので諦めました。

ライティングやスピーキングはどういう表現を使うか、という汎用的なものはいくつかですが暗記しました。

ライティング、特にエッセイは事前暗記は使えると思います。あとは、無理矢理にでもこの表現は使ってやろう、というのを増やしておくのもありかもしれません。

また、個人的にですが、emailとletterは絶対取らないようにしようと誓いました。そのほかのreport, proposal, reviewと書き方や表現方法が変わってくるため覚えることが多い、と個人的に思っているからです。で、保証はしないんですが、report, proposal, reviewの中から二つのパターンを覚えておけば、必ず一つは出るんじゃね?と思っていたので、この中の二つ(reportとproposal)を練習しておきました。そう、試験一週間前に。(そういえば、今回どうだったかはみてすらいないです。proposalを問答無用で選びました。proposal, reviewだったかな?)

スピーキングに対してですが、part2は基本人が映っている写真ばかりなので、人の心情とかの表現を中心に覚えていきました。(まぁ私のテストでは出なかったんですけどね...)スピーキングのpart3, 4はオンライン英会話の雑談で磨きました。生活に身近な質問しか出ないのでわりかし適当に雑談していても話す内容に困るってことは少なくなると思います。ただし、正しい、きれいな英語で話せるかについては別問題なので注意してください。あくまで、質問がきた時に、言語化する前の回答が頭にスッと浮かんで出てくるか、という観点で役に立った、ということです。

読んでお分かりのとおりですが、まぁ受かるわけない準備ですね笑

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受験結果の感想

リーディング、文法(Use of English)

文法パートはいつも通りでリーディングパートが◯亡です。プレテストもやってきたのですが、part5は悪くても1問ミスしかしないし、5問は勘ではなくて自信持って正解を選べていました。今回はそのpart5すらまともに解けなかったです。私にとっては単語のレベルが高かったかな?あと固有名詞の関係性とかを覚えておくのがどうしても苦手でそれのせいもあったかもな...と思います。これでちょっとメンタルやられましたね。

リーディングはいつもなら時間通りにぴったし終わる(あっている間違っているは置いといて)のですが、本試験ではpart7に割ける時間が10分あったかな?くらいでした。まぁpart7は私にとって基本捨て問なので、時間あったとて読めないのだけど。いつも最後にまわします。

文章自体を読むスピードよりかは、いかに同じ時間で正確かつ多量な情報をつかめるようになるか、が次からのポイントです。単語とか文法の理解かなー。

ライティング

お題は簡単(私にとって親しみやすくて相性が良いもの)でしたし、何を書くかの大まかなストーリーも練習通りの時間で決まったのですが、本試験だったからか、丁寧に進めすぎました...

2個目は多分ワード数足りてない気がするんですよね。もう数える暇もありませんでした。残り5分は頭に出てきたものをそのままざーーーと書き起こして(ワードカウント増やす悪あがき)終わりました。内容的にはまとまっているだろうけど、英語的にはB2レベルかな、という感じでした。

これは完全にもったいなかったです。もっといけたはず。

こういうことを言いたい→文法的にこういう表現をすればよい、の引き出しが足りないのが原因だと思いますね。使用した単語自体は悪くなかったのではないかな、と思います。もうちょっとC1レベルの表現、というのを覚えないといけないです。

リスニング

わからなすぎた。というか、感覚的にですが、プレテストに比べて早すぎた気がするんですよね。一番最初に流れた途端、心の中で「え?!はやっ...」ってなりました。そこからはもうフリーザに立ち向かうベジータでした。

いうことはないです。

スピーキング

受けた中では唯一「測定不能」から抜け出せそうなチャンスあるやつです。こちらは最低でも週1回ずっと英会話やってきたのがよかったですかね。まぁでも私の場合は試験向けの表現とかは試験一ヶ月前からしか勉強していないのでボキャブラリーとかはひどいんですけどね。審査基準が5つだったかな?各項目で0.0~3.0点で判定されたような、、、点数的に6割はいっているんではなかろうか、というくらい。

人によると思いますが、リスニング終わってからスピーキングまでの休憩時間に詰め込もうと思っている人は、試験を遅めに申し込むと良いかもです。遅すぎると定員オーバーになるのでその辺は聞くしかないんでしょうけど。多分申し込みが受領されてお金を払ったのが確認できてから受験番号が発行されるはずです。受験番号が若い順からテストは受けることになると思います。

受けてよかったか?

間違いなく落ちていると思いますが、受けてよかったです、自分の実力を嫌でも知ることになるので次につながりやすいと思います。上で振り返った通り、人それぞれでしょうが、自分に足りないものに気づける機会というのは貴重だと思います。あとは、申し込みさえすれば私みたいなサボりマンでも流石に多少は勉強するので、それは良いと思います。

デメリットは費用高すぎ問題だけです。受験費用はいいんです。みんな平等なので。

問題は移動費用と宿泊費です。地方からの参戦はきついです。受験料入れると10万くらい飛びましたからね。東京と大阪が開催地としてはあるんですかね?地方勢は辛いと思います。

10万かけて「測定不能」のレッテル貼られますからね。痛いです。自分のせいですが。

不安な人ややる気ない人へのアドバイス

勉強しましょう、というのはあまりに意味のないアドバイスなのでそれはなしとして、もちろん人によるのですが、スピーキングの不安を消しておく(減らしておく)、というのは一つアドバイスとしてある気がします。

人から評価されますし、ペアの方もいます。私みたいなコミュ障はもちろん、皆さん人間なので多少なりともどうしても緊張や人の目を気にしてしまう部分はあると思います。(気にしない人もいると思いますが。)

日本で受ける場合は多分?スピーキングは同じ日の最後に受けることになります。ちょっとしたモヤモヤや不安というのは筆記試験のところにも影響しかねないのでできるだけ消しておいた方が良いという感じがします。それらを消せるのは自信、すなわち、練習だけです。

リーディングとかはどれだけできなかったとしても自分しか知らないですが、スピーキングは微妙な空気感になる可能性もありますので。(経験あります。)

最後に

受けている人全員に対して尊敬の念が深まりました。あんなのよう解けるな、と。

今回受けてみて、年1とかで受けた方が良い気がしてきました。次受けるのはいつだろうな〜、少なくとももう日本で受けることはないかもしれません。

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