海外移住を実現するまでの計画の立て方
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私は、2020年現在28歳のサラリーマンで、2027年くらいまでに海外移住(ニュージランドへの移住)を実現させたいと思っています。

これまでは私が海外移住したい理由などに触れてきました。

今回は私が海外移住を長期間をかけて実現するまでの計画・行動・スケジュールについてまとめてみましたので、現実的な海外移住の計画を立ててみたい方は参考にしてみてください。

一番いいのは現地にすぐさま飛んで行動することなのですが、そんなこといっても家族がいたり、お金がなかったり、無理なもんは無理って人は多いと思います。私もその一人です。日本にいながら海外移住の準備を始めるという点では参考になるかと思っています。

海外英語圏で永住権を取得したい場合は大体以下の4つに対して計画を立てて、日々行動してくしかないと思います。

前回の話では、海外移住のためには以下の4つが重要になる、という話をしました。

  • 語学力(私の場合、英語)
  • 専門スキル・技術
  • 現地企業からの内定
  • 海外移住先の情報

私の場合は、7年かけてこいつらをどうやって身につける、取得していくかという話です。

海外移住までの計画      

※2021/2 一部見直しました。

まず、2027年くらいに達成するまでのスケジュールを以下のように考えています。超ざっくりです。大まかにはこのように進んで7年くらいで考えています(2020年5月にスタートさせました)。

ニュージーランド移住達成までのざっくりプラン

英語に関しては仕事しながらだと勉強そこまで進まないと思うのでちょこちょこ試験受けて5、6年後くらいにはいつ受けても永住権のラインを超えれるようになれたら、と思います。

継続できるか本当に不安ですがこれをやらないと希望がないのでやるしかないです。

永住権の申請をするのが2026年後半、もしくは2027年代となる予定です。永住権は申請してから取得までに時間がかかりますが、私の場合は申請したら却下されることはほぼない状態まで持っていってから申請する予定です。永住権の申請は条件がいくつかあり、各々を確実に突破し基準点を超えていなければなりません。

今のところ不安な点は、コロナの影響がどのように永住権申請にあるかですね。こればかりは運頼みです。移民を取らないという選択肢はないかと思いますがコロナ移行制度がどんどん変わっています。それでも、根本のところは変わらないので日々準備をするしかないでしょう。永住権に関する情報はしっかりみていかないといけないです。

このようにまずはざっくり、いつ永住権を取得したいのか?というのを考えるところから始めてみました。いきなり「よし、来年取得しよう!」というのは私のような一般人には難しいこともあり、長期で計画しています。すると、「こんだけあったらいけるかもしれない。。。」と思えます。

暗示、大事です。

(2023年8月追記)んー。振り返ってみると、だいぶ変わった気がしますね。いつかそれを書きます...当時はワーホリビザ、というものを完全に忘れていましたね。来月からワーホリでニュージーランドへ行きます。

語学力(私の場合、英語)

羊の人形の写真

再三ですが私の場合、英語力強化が1番の鬼門です!断言します。これが永住権をとれるかどうかを決める気がします。

なぜなら、私はそもそも英語自体にそこまで興味がないからです...第二言語などを含めると英語は世界で一番使用されているため「世界中の人と話すためには英語ができとけば良い」的な理由でもともと英語を勉強した経験があるだけなのでその辺の興味の低さをどう克服するかは英語習得をやっていく上で大事だと思っています。

でもあれですね。できるようになればなるほど楽しくなってくるかもしれませんから、まずは楽しく勉強するようにしないといけないですね。

永住権の申請のために、私が受験するのはケンブリッジ英検C1 Advancedです。理由は、その下ランクの資格であるケンブリッジ英検FCE(今のB2 First)をすでに持っており(2016.10 or 11受験)、CAE(今のC1 Advanced)も模擬試験を何回か受けたことあることからです。

今回は試験で合格しないといけないです。ゴールは分かっているので試験の得意な?私の場合はまだやりやすい気がしています。どの試験を受けるにせよ、4分野の受験が必須になります。

リーディング・語彙

過去問解きます。本読みます。ニュース読みます。参考書やります。

景気付けに、とりあえず、本買っちゃいました!(2020年5月)

THE ARCHEMISTという本で、2020年5月現在では30ページくらいしか読んでないので内容に対する感想はまだないのですが、別記事でまとめていくことにします。旅・冒険系の本っぽいので私には最適!

※(追記)6週間かけて無事に読み終わりました!

感想として好きなフレーズは、"Everyone seems to have a clear idea of how other people should lead their lives, none about his or her own."でした。

気になる方はこちら↓(内容気にする方は私の感想見てから買った方がいいかもしれないです。あと、英語本初めて!って方はあまりオススメしません。気合いで勉強するための読書ならよいでしょうが。)

英語興味ないわ!って方に、日本語版はこちら↓

リスニング

ケンブリッジ英検対策のテキストのリスニング問題をディクテーションやシャドーリングしていくのかな?

あとは、気休めの勉強としてラジオやドラマとかですかね。

(2021.7追記)

問題集は続かないですね〜笑。Netflixを使った学習に切り替えるかな〜などと悩み中です。

ライティング

試験対策における向上のさせ方がいまいち出てこない。。。どうやっていくか固まったら更新します。多分一番対策しにくいのがライティングです。

(2021.3追記)

英語のサイトを持っているので、そこで毎週ライティングすることにしました。誰も添削してくれるわけではありませんが、これどう書くんだろうをやるのは多少スキルアップになっている気がします。

スピーキング

試験という観点では、ぶっちゃけ暗記ゲーなのがスピーキングの試験の特徴なんですが。

そんな試験対策的なことは言わず笑、英語スクールに金つぎ込む予定です。詳細は、レッスン受けて継続してみてからとしましょう!

(追記202107)

あまりに英語話すの恥ずかしいので、発声、発音と英会話の両立をしています。とりあえず、発声、発音を8ヶ月くらい毎日、英会話を1ヶ月週3でやってきて、5年前に留学していた時の私は超えたのではないか、くらいです。あ、でも多分語彙力は戻っていないと思います。

専門スキル・技術

英語圏で永住権を取得する場合は専門スキルが必要ですね。そのスキルを国のために活用できるかが重要です。

これに関しては、日本にいようと、海外にいようと、仕事しながら自発的に磨くくらいしかないので私の場合はそこまで心配してませんが、将来的には、実際に移住している人とか現地の人に話聞いて、どんなIT人材が必要なのかってところはかなり気にして行こうと思っています。ここがずれていると、仕事がみつからねぇよ、、、ということになりかねないですからね。

計画を立てる上では、専門分野の中でも自分の強いスキルはどこなのか?ははっきりさせて、それを業務に反映させる必要があると思っています。最悪、転職を繰り返すということもあっても良いかもしれません。それが良い方向に転ぶかどうか運ですが。

ニュージーランドの場合は永住権の申請には現地での就職先を見つけることがほぼ必須なのですが、そのためには専門スキルないと無理です。

僕のわがままなところ、考えの甘いところは、(今のところ)永住権のために就職先を探すのではなく、ドヤ顔で、「僕を雇わないのってもったいないですよ?」くらいで行けたらいいと思っています。数年後、就活している自分の気持ちが楽しみですねw(←2023年8月追記:無理そうですw)

海外移住先の現地企業からの内定

テアナウからの景色

私の場合、英語取得が鬼門ではありますが、一番厄介なのはこいつ「現地での職探し」です。

ここまで読んでいただいたあなたならわかると思いますが、海外移住先での就職先を見つけるのは、日本で対策しにくいです。日本で海外現地の企業就活なんて言葉聞いただけで「は!?」じゃないですかね。

これはさすがに現実的ではないと思うので、私は以下のような流れを計画し、そもそも自分の生活スタイルを日本にいるうちから変えていく予定でいます。

現地で生活するまでの全体の流れ(※2020.5時点での考えです)

  • STEP1 現在の職場で、在宅勤務環境を整えてもらう
  • STEP2 在宅勤務できるようになる(たまに出社要請があるパターン)
  • STEP3 国内の場所に関係なく在宅勤務できるようになる
  • STEP4 世界の場所に関係なく在宅勤務できるようになる

一番理想系のゴールは、ざっくりと言うと、会社での仕事を確保しつつ世界中どこで働いてもOKな状態を作り、ニュージーランドで生活しながら就活する、です。

STEP1 現在の職場で、在宅勤務環境を整えてもらう

コロナウイルスは私たちの生活を大きく変えました。特に、仕事のスタイルは激変し、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)と言った言葉が世界中で通じるようになりました。

私が務める会社も例外では無く、今回の件で在宅勤務環境を整えることができました。喜ぶことではないですが、それもあってSTEP1は現在のところクリアしています。

STEP2 在宅勤務できるようになる

これはどういうことかと言いますと、STEP1で在宅勤務環境は整いましたが、会社として在宅勤務制度が整ったわけではありません。

今のコロナの現状が治まったら出勤命令が出る可能性もあります。現地点では今後の判断は降りていません。私は今は旅行関係の会社にいますが、そんなことを今決めている場合でないのは承知済みです。

また、もし仮に在宅勤務の制度ができても、例えば「週一の出勤は必須」などの制約がつくこともあるかもしれません。

そのため、会社の制度として在宅勤務を認めてもらうが、たまに出社が必須、という状態がSTEP2となります。

この状態が完成したら、時々は会社に行く必要があるため、今の家はKeepしたまま在宅をすることにしますが、次のSTEP3を見据えて、出社要請以外の日はコワーキングスペースやカフェを利用したいと思います。

家はあるけど、場所に関係なく働ける状態を目指します。

STEP3 国内の場所に関係なく在宅勤務できるようになる

STEP3は、STEP2から「出勤の必要性」が完全に取り払われた状態です。

この状態が完成したら、日本国内どこに住んでもいいので東京から離れ、地方のシェアハウスやホステルなどを転々とする生活をしたいかなと思っています。

パートナーのビザ問題が発生するのでそこはどうにか対策が必要ですが。。。

STEP4 世界の場所に関係なく在宅勤務できるようになる

STEP4は、世界中どこにいても今の会社に対してリモートで働ける状態です。STEP3との違いとしては、「会社が国外からのアクセスを許しているか、否か」が重要となってきます。

私はエンジニアをしているので、どうしても開発している環境にPCからアクセスしなければなりません。STEP4だと、海外からインターネット経由でアクセスするため、セキュリティ的に国外からのアクセスは制御している可能性があります。今の会社のインフラの構成など全く知らないのでどうなっているのか見当がつきませんが、(仮に知っていてもここで言うことはありませんが、)その辺を上手く解決しないとこのSTEPへはたどり着けません。ここばかりは私の力だけではどうにもならなさそうなので、時間がかかると見ています。今から4、5年かかる可能性も充分ありえます。

この状態が完成したら、1年のうち、3ヶ月〜半年(日本が冬の時)はAUSかNZで過ごすようにして現地での生活に馴染んだり、情報収集したりなど、半海外移住生活をしようかと考えています。ここまできたら海外移住まではあと少しです。現地に行けるので就活が断然しやすくなります。

1年のうち、3ヶ月〜半年としているのは金銭的な問題の都合で1年ずっと生活は私の収入だときついと考えているからです。ぶっちゃけ3ヶ月〜半年も行けるのか知らないですがw

※随時追記

私にはパートナーがいてパートナーも会社員をしています。二人がSTEP3になるまではまだ時間がかかりそうです。一応今は、STEP3の練習として、家を捨てて都内で生活しています。

2023年8月追記:STEP3は2020年12月くらいから達成して、今まで計画通りに来ましたが、STEP4も日本での会社員時代はそれなりにうまく行きました。が、継続が無理です。個人として稼ぐ力と働く時間がとれないと厳しいです。

なぜこのようなプランなのか

世界地図

あくまで私の人生の目標は、「大自然に近い海外に拠点を置き、世界中どこにいても働ける状態になること」です。

そのため、場所に関係なく仕事ができるように身体を慣らす必要があります。こういうのは若い内にやっておくのが良いかと思っています。今は場所に関係なく働くことに慣れていないので、仕事の成果を出すことができるか確証がありません。(2021年追記|家を捨てて半年以上立ち、色々と見えてきましたが、意外とOUTPUT自体は出せている気がします。)

働く場所を自由に決めたいという点に関して、欲と理想と推測をいうなら、7年もあれば世界中でリモートワークの形態も整ってくると考えています。つまり、自分の実力次第では完全リモートでも仕事ができる企業が増えるということです。

私が将来、ニュージーランド企業に就職する際も「リモートでいいよ!」という会社も増えるためそこを狙うことも可能になっているかもしれません。今のうちに理想系の練習をしておくことで、実際にニュージランドに行った時にそこら中を転々としながらどの町が自分に合うのか一次情報を集め、一方、会社にはOUTPUTを出し続けることも可能となるのです。

ここまでくればもう私の目標は叶ったも同然。ニュージーランドに拠点を置き、国を問わず好きな時に好きな場所で働くことが実現できるのです!口で言うのは簡単。

海外移住先の情報収集

海外移住先の情報は常に把握していく心がけが重要ですね。私の場合は、ニュージランドの政治や社会保障や働き方の文化などは一切知らないので勉強が必要ですね...特にIT系の動向は知っておかないと就活の際に自分にあった会社を見つけられない気がしています。

ここに関しては、自分で情報を収集していく必要がありますね。あとは知り合いを作って話すしかないですね。コミュ障の私がいけるのかは謎。いや無理か。

特に永住権の判断基準なんてコロコロ変わり得るのでその情報もキャッチアップしておかなければいけないです。

(追記)毎回、永住権申請の条件を忘れるのでもうまとめることにしました。

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最後に

私の場合、IT系のスキル向上は仕事で毎日やりますし、ある程度興味があるので申請する永住権にあった専門スキルの向上に関してはそこまで心配していません。

移住先での職探しに関しても、スキルやその国のことをどれだけ知っていて自分がどう役に立てそうかをわかっていればそこまできついとも思っていないので(←甘い)良いんですが、問題は英語です。。。

英語に関してはもともと興味がそんなにないですし勉強の仕方もさほどわかっていないので、正直1番の難関となると思っています。なので、英語習得に関して情報持っている方は是非教えていただきたいと思っています。一緒に頑張りましょう笑。

私の海外移住の計画は上の通りに進めていく予定です。今後さらに詳しく更新していくとは思いますがベースは変わらないでしょう。もちろん、計画なんて上手くいくことはないと思いますが、これを見て方向性を確認すれば大丈夫なはずです。海外移住もいつか実現できるでしょう。ダメだったらこのサイトごと抹消すれば良いだけです。やる価値はあると思います。

もし英語圏の海外移住に挑戦している方いらっしゃいましたら、Twitter(@mukku_life)とかで連絡してくれると嬉しいです。フォローはいらないですが、一緒に頑張れる仲間を募集しています。

読んでいただきありがとうございました。

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