Cambridge English Qualifications|ケンブリッジ英検とは?メリットはあるのか?
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こんな人向け!

ケンブリッジ英語検定ってTOEICとかIELTSとどう違うの?
ビジネスでも使える実用的な英語って聞いたけど詳細教えてくれい!
海外移住には役に立つの?

上記のような方向けに、実際にケンブリッジ英語検定資格FCE(現 B2 First)に合格した私からケンブリッジ英検(Cambridge English Qualifications)はどんなメリット・実用性があるのかについて紹介できれば、と思います。

また私は、2027年ごろに海外移住しようかなと考えており、そのために再度ケンブリッジ英検の資格C1 Advanced(旧 CAE)を取るために頑張ることにしたので資格についてまとめることにしました。

※誤りがあった箇所を修正しています。(2019/11/05, 2020/11/30)

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ケンブリッジ英検資格とは

とりあえずWikipedia。

ケンブリッジ大学英語検定機構(: Cambridge Assessment English)は、外国語としての英語熟達度を測る試験を提供する組織。英国ケンブリッジ大学の一部門であり、非営利組織[1]であるケンブリッジ大学英語検定機構(the University of Cambridge Local Examinations Syndicate (UCLES))を通じて検定試験を行っている。

Wikipediaより

日本語では、資格の名前を取って、「ケンブリッジ英検(ケンブリッジ英語検定)」ということがほとんどです。

検定の内容自体の詳細はここでは一旦置いといて、こいつが何者かって簡単に言うと、

「英語を使用する企業で働きたい時や海外移住でビザの申請をする時に、私の英語レベルはこれぐらいですよ。というのを企業や国の政府に伝えるために使用される一生残る資格」って思っておけば良いでしょう。(←長い)

そのため、ケンブリッジ英検は試験ごとに「合否」の判定がなされます。

ケンブリッジ英語検定試験は基本5段階(上からC2 Proficiency (CPE), C1 Advanced (CAE), B2 First (FCE), B1 Preliminary (PET), A2 Key (KET))の資格に分かれていて、受験時は自分にあったレベルの試験に申し込むすることができます。職探しの際にビジネススキルの証明として役に立つ資格段階は真ん中B2 First(FCE)レベル以上といわれています。(実際には他にも段階があるようですが、この5段階を意識しておけば問題ありません。)

私個人の感覚だと、レベル感はこんな感じです。

B2 First (FCE)→すこし英語がんばりましたね。今からが英語学習スタートですね!

C1 Advanced (CAE)→おおー。よく受かりましたね!すばらしい!

C2 Proficiency (CPE)→あなたとお話しするのは恐れ多いです。

全然伝わってない気がするので、詳細は公式サイトなども調べてみてください!

TOEIC、IELTSとケンブリッジ英語検定の違い

ケンブリッジ英語検定の説明は、Wikipediaさんにお任せして、ここでは日本でよく聞くTOEIC、IELTSとケンブリッジ英語検定とでは何が違うかってのを簡単にまとめてみました。

TOEICとケンブリッジ英語検定の違い

TOEICは皆さんよく知っていると思いますので、ここでは試験の結果の使われ方の違いだけ簡単に説明します。

TOEICは、日本では就職活動や大学院入試での英語力の証明に当たり前の様に使われる指標ではありますが、TOEICが効力を持つのは日本を含む韓国などの一部アジア内くらいです。通常、英語圏の大学への入試・交換留学などだとほぼ間違いなくTOEFLの受験が必須であり、TOEICを要するところはほとんどないかと思います。TOEICの結果はほぼ国内でしか役に立たない、ということを知っておきましょう。ただ逆に言うと、日本国内に居続けるのならばとにかくTOEICを極めることで自分のステータスを上げることができるかと思います。

一方、ケンブリッジ英語検定は、海外での就職活動時などに使われる指標であり、日本の大学入学や就活にはほぼ使えません。なぜ、使えないかと言うと、その資格の価値を理解している人が国内にかなり少ないがために会社や学校が認めていないからです。よって、日本でケンブリッジ英検の資格は持っていてもほとんど役に立ちません。私も持っていますが役に立ったことがありません。

なので、就活や転職活動を考えてみると、外資系で面接官ですら英語しか話さないような英語必須の場合だとTOEICよりもケンブリッジ英語検定の方がアピールしやすいかもしれません。世界的にはTOEICよりもケンブリッジ英検の方が有名だからです。ただ、日本で受ける外資系の場合でも日本支社みたいな感じだとケンブリッジ英検を知っている面接官は多くはないかもしれません。(私の経験では、マイクロソフト本社で働いていた方々はちゃんとケンブリッジ英検を知っていた、くらいです。)

日本国内で無双できるとは言っても、私個人はTOEICはそこまで好きではありません。厳密に言うと、TOEICだけで英語力を証明できるという考え方に賛成できない、です。

というのも、TOEICは、850以上のような超高得点を除き、小手先の技術(試験の傾向対策)を使えば、英語がそこまでできなくてもある程度(700点〜800点くらいまで)は点数が取れるからです。よく言われる、「TOEIC高くても英語話せない・書けない人多い」ってのがこれに当たることがあります。つまり、本当の英語力(話す、聞く、読む、書く)なんてなくてもある程度のスコアが取れるのがなんとも、、、という考えです。ここでは、本当の英語力=会話や作文もできる、言葉をコミュニケーションのツールとして正確に使えている、という基準にしていますが。

要は試験のための対策の勉強をしただけで「俺(私)ってTOEIC〇〇点なんだよ。ドヤっ」ってのが個人的に好きではないだけですw

もちろん、試験のためにではなく、自分の成長のためにTOEICを選んで日々勉強に励む方へは言うことなしです!むしろ、尊敬しています。また、TOEICにもWritingやSpeakingがあるようで、それに向けてもきちんと勉強している真面目な方は、本当に素晴らしいと思います。なので、そのようにTOEICを活用されている方は私を批判していただいて構いません。その場合は、その方が正しいはずです。

そうですね。私が嫌いなのは、TOIECそのものではなくTOEICで良い点とったけど外国人とコミュニケーション取れないくせに点数を自慢してくるやつですね。失礼しました。

一方、ケンブリッジ英語検定はTOEICとは試験内容も違い、Reading、Listening、Writing、Speakingすべての分野の受験が必須で、総合的に「合否」が判断されるタイプの試験、かつ、小手先の技術がほとんど通用しない検定であるため、総合的な英語力を測るという目的で使われる指標です。小手先の技術と言っているのは、「〇〇なパターンの問題の答えは、△△なパターンの答えになりがち。」みたいなやつのことを言っています。ケンブリッジではそんなパターンはほぼ存在しません。

また、TOEICの得点は有効期限が2年間ですが、ケンブリッジ英検には、原則、有効期限はありません!

IELTSとケンブリッジ英語検定の違い

英語辞典をみている少女

これをお読みになっているあなたが一番関心があるのはIELTSとの違いかもしれませんね。

英語に興味を持っている学生さんや留学したことがある方とかだと、IELTSという資格の名前を聞いたことがあるかと思います。IELTSに関しては、「海外で自分の英語力を示す指標」という観点でも「4技能全部の受験が必須」という観点でも、ケンブリッジ英語検定資格と何ら変わりはないと思っていただいて結構です。

4技能全部が受験必須なので試験内容もReading、Listening、Writing、Speakingすべてを網羅しています。ただ、世界的にみても知名度が高いのは断然IELTSだと思いますので、これから英語の国際資格取りたいな〜と思っている方は以下のことを考えて、IELTS一択だと思います。IELTS一択だと思う理由は、使い道が一緒なわりに、ケンブリッジ英検と比べると圧倒的に攻略・勉強に関する情報を探しやすいからです。

IELTS

IELTSは、就職時に加えて、移住のため、大学、大学院などの入学試験や奨学金、また交換留学生に選ばれるための手段など様々な用途で使用されます。(学校関連の場合はTOEFLの方が一般的かもしれませんが。)また、TOEICと同じで有効期限が2年間なので、今現在のあなたの世界的な英語レベルを証明するにはもってこいの検定です。先程の言いましたが、活用用途が幅広いこともあり受ける人たちも多いため、よほどの理由がない限りは受験するならIELTS一択だと思っています。(こんなこと言っている私はIELTSを受けたことないですがw)

IELTSの試験結果は、BANDと呼ばれるポイント制?で評価されます。要はTOEICと同じような感じですね。TOEICだと下は知りませんが、上は990点まででポイント付けされますよね。

IELTSの場合は、1.0~9.0の中で0.5刻みずつにポイント付けされます。ちなみにですが0.5ポイントの差は均等ではなく、9.0に近づくに連れて0.5ポイントの重みが大きく変わってくるので、単に同じくらい勉強すれば良いということでは無いことを覚えておきましょう。

例えば、スコアを1.0から2.0まで上げるための努力が鉛筆一本分の長さとしたら、6.0から7.0まで上げるための努力の量は高層ビルの高さに相当します。

とか、学校の先生が言っていたのですがこれが間違っていても私は責任を取りません。

ケンブリッジ英検

一方、ケンブリッジ英語検定は、「大学、大学院などの入学試験や奨学金、また交換留学生に選ばれるための手段」に使われることは少なく(というかあまり聞いたことがない。)、「ビジネス英語力の証明、永住権取得の際に提示する資格」と考えるのが良いでしょう。また、先に述べたように、総合的に「合否」が判断されるタイプの試験のため、一度合格すれば、死ぬまで資格として残ることが利点です。というかIELTSとの違いはほぼこれだけですかね。ただ、海外移住のために使用する場合は、2年以内に受講したものに限ることがほとんどなため、そう言う意味では違いは本当に無いと言っても良いかと思います。

ここまで読んだあなたはこう思いますよね。

「なんだ、それならIELTSの方が網羅してるじゃん。就職にも役立つし、進学にも使えるんでしょ?」

間違ってはいないですね。なので、大学生とかで奨学金だとか交換留学とかを考えている人は、ほぼほぼIELTS(もしくはTOEFL?)のほうが良いでしょう。特に日本だと「ケンブリッジ英検?なにそれ?美味しいの?」な状態なのは否定できないです。

実際どっちを受けるかは、自分が勉強する目的次第だと私は考えていますが、IELTSとケンブリッジには他にも違いがあります。

IELTSとケンブリッジ英検では試験内容が違う?

IELTSもケンブリッジ英検も、Reading、Listening、Writing、Speaking全分野の試験があるというのは同じですが、試験の種類が、IELTSには2種類、ケンブリッジ英検には3種類あります。受験結果の使用目的によって試験が選べるいうことになっています。

IELTSには「ジェネラル・トレーニング・モジュール」と「アカデミック・モジュール」とがあります。ジェネラル・トレーニング・モジュールは一般常識的な幅広い英語のスキルが求められます。TOEICみたいな一般的な英語です。

一方、「アカデミック・モジュール」は目的通り、今後学術的な勉強をする人達向けの試験なので、試験内容に英語外の知識が必要になることもあります。私は受験したことがないので、詳細は説明できませんが、アカデミックのIELTSを受けていた友人の内容を見たら、「蝶が幼虫から成虫になる過程を説明しろ」とか「鉄が作られる過程の説明をしろ」とか日本語ですら説明できないような内容も一部取り扱っていました。笑。

一方、ケンブリッジ英検はというと「学生用」と「一般用」と「ビジネス用」の3種類です。学生用(for schools)の概要はそこまで知りませんが私の知る限りでは帰国子女の子供が受けてました。また、実は私が「ビジネス用」のことを知らないので、これ以降のケンブリッジ英検の特徴は「一般用(B2 First, C1 Advanced, C2 Proficiency)」のことを意味しています。また、一般用の中にもfor schools以外のB1などがありますが、取得しても社会的な使い道はないのでここでは外しています。

問題の内容に関して、IELTSの場合、受験者が全員同じ内容の試験を受けるという点でケンブリッジ英検とは違います。IELTSの問題のレベル感はTOIECに近いですね。最初は簡単で最後方は難しいテストスタイルです。

ケンブリッジ英検の場合は、自分のレベルにあった資格の試験を受けるため「試験問題のレベルが均一化」されています。例えば、受験者のレベルが様々なTOEICだと最初の問題と最後の問題の難しさの差は無茶苦茶ありますが、ケンブリッジ英検だと、そもそも受験者の英語のレベルがわかっているため、その人たちのレベルに合わせた試験難易度になっています。そのため、第一問目からマジでわからない、ってことがあります。

もちろん、その中でも問題の難しさに差はありますが、全体を通していえば、まぁ全部難しい。となりますw

そもそも私がなぜケンブリッジ英検を受験したのかというと、英語の資格を取ろうと考えた当時、IELTSにジェネラル・トレーニング・モジュールがあると知らなかったので、ケンブリッジ英検を選択せざる得なかったからです。周りのIELTS勢の友達はみんなアカデミックを受けていたので騙されましたw。

IELTSの「ジェネラル・トレーニング・モジュール」とケンブリッジ英検「一般」どっちがおすすめ?

気になるのは、IELTSの「ジェネラル・トレーニング・モジュール」とケンブリッジ英検のどっちを受けたらいいの?ということですよね。

とりあえず英語の資格をとってみたいと今から動き出すなら、IELTS。ある程度英語力がある方なら問題内容をみて決めるべし。だと思います。

少なくとも、この二つの試験結果の使われ方に違いはほとんどないはずので好きな方(対策しやすい方)を選んでいいかと思います。

問題内容を見て決めようというところに関して、私はIELTSを受けたことがないので問題内容の細かな点や対策の難易度などを両者で比較をすることはできないですが、各分野の試験内容やレベル感は両者で多少違っているようです。例えば、ケンブリッジ英検のリスニングは2回聴くことができますが、その分内容が難しいとか。両者の問題をチラッと見てみても良いかもしれませんね。

ただ前半で言った通り、知名度や対策がしやすいという点を考慮すると、やはり、IELTSを選択した方がいいかな、とは思います。ネットに情報がワンサカありますしTwitterでも情報収集しやすいので今から始める方はかなり進めやすいと思います。

ケンブリッジ英検は日本で知名度がないので受ける人がそもそも少なく、試験対策に対する情報が圧倒的に少ないです。なので、よほどの理由がなければIELTSを受けましょう、という結論になります。

本屋さんにいけば、一発でその知名度の違いがわかると思います。IELTSの対策本はどの都道府県でもたくさんあるかとおもいますが、ケンブリッジ英検の対策本なんてほぼみたことありません。新宿のクソでかい本屋に数冊あったかな??くらいです。

ただ、先ほども言いましたが、試験結果の使い道としては正直どちらでも大差ありません。それは間違い無いです。ケンブリッジ英検は資格として永久に残りはしますが、私のように勉強せずに何年も経つと、資格を持っていても英語力は無くただただ恥ずかしいだけになりますw

他にも、TOEICとIELTSとの細かい違いはいくつかあるかと思いますので気になる方は調べてみるのもいいかもしれません。

ケンブリッジ英語検定受験のメリット、デメリット

実際にケンブリッジ英語検定のFCE(現 F2 First)の資格を持つ私の感覚で、ケンブリッジ英語検定の良さ、悪さを考えてみました。

一生あなたの資格として残る

ケンブリッジ英語検定の良さはこれに尽きますね。(ってかこれしかないんじゃね?)

1回取得すれば一生残るので、2年に1回取り直し、などはありません。IELTSの「ジェネラル・トレーニング・モジュール」と大きく違うところですね。

例えば、転職などで、5年前のIELTSの結果を書く人はまずいないと思いますが、ケンブリッジの場合10年前の結果であろうと資格として有効なので、履歴書に書くことができますね。よっぽどサボっていない限りは、面接官と話しても多少のレベルの劣化はバレないので、面接官はそれを信用して、「あ、こいつ基礎はあるんだな」とみられますね。まぁもちろん面接では、「1日も休まず英語を毎日3時間くらい勉強してきました。」などの嘘はついてはダメですが。

また、これに対するデメリットとしては、継続的に英語を勉強し続けることがなくなる可能性もあります。一回取得したその資格レベルは終わりになってしまうので、モチベーションが下がってしまうかもしれません。TOEICやIELTSなどだと、どんどん点数上げたいってなるかもしれませんが、ケンブリッジは次受けるなら今の自分のレベルよりだいぶ高い試験しかないのでもういいや、ってなる可能性も大いにあります。かつての私はそうでした。

また、その結果起こる二次災害として、「資格はあるのにスキルがない」ということが起こり得て、恥ずかしい思いをします。

一般的な英語能力が身につく

ケンブリッジ英語検定は世界的に認知されているので、試験のための努力は一般的な英語能力の向上に結びつきます。ボキャブラリーなどでいえば、誰もが知っているようなワード、つまり専門用語以外のワードを勉強することになります。

私は実際に、上から2番目のレベルC1 Advanced(旧 CAE)まで一通り勉強したことがあります。ビジネス英語資格とは言われていますが、「オフィスで働く時に使用するビジネス英語能力」というよりかは、英語を使用する人間としてどこまで英語を知っているのか、という表現が適切だと思っています。(別途あるビジネス英語専用の試験はどういったものか私は受けたことがないので分かりませんが。)

ケンブリッジ英語検定を勉強していたら、海外で生活・仕事するための英語力が身に着くのは間違いありません。

かつて能力が一回ガタ落ちした私の場合でも、海外で私生活をするには十分な英語基礎力は身についたと言ってもいいかなと思っています。仕事で使えるほど流暢なレベルであるかというと、それは難しいので今一度勉強しなおしているところです。

学術的な専門用語を扱うなどは一切ないので、これに関しては勉強・受験のデメリットはないです。

世界的な知名度の高さ

ケンブリッジ英語検定はイギリスのケンブリッジ大学が関与していることもあり、世界的な知名度はTOEICとは非になりません。めちゃくちゃ有名です。私は、オーストラリアの語学学校に行きましたが、ヨーロッパ系、南米系などの学生が多く受験をしていました。彼らはむしろTOEICの存在を知らないですね。

デメリットとしては、タイトルの逆ですね笑。日本だとマジで役に立たない。ってか知っている人が少なすぎますw

私は帰国後、就活を始めてその度に資格を記述する欄があったのですが、ケンブリッジ英語検定を知っていたのはたった一社だったと思います。もちろん、その会社の方は英語圏で働いていたことがあるから、でした。(IT系で受けていたこともあるかもしれません。外資系は受けていません。)

なので、日本で自慢したいならTOEIC、世界で自慢したいならIELTSかケンブリッジ英検ですね。自慢ってなんだ笑

余談ですが、英語圏の語学学校とかだと、日本人でケンブリッジ英検なんて受ける人がほとんどいないので楽しいっちゃ楽しいです!英語が得意な日本人はだいたいみなさんIELTSに流れるので、F2 First(旧 FCE)のクラスだと異文化が楽しめます。C1 Advanced(旧 CAE)のクラスとなると日本人が一人でもいたら運命の出会いですね。私は、季節的に人気な春、夏に4ヶ月くらい?当時のCAEクラスにいましたが、日本人は一人も来ませんでした。それくらいいません。もちろん、地域や学校によるかとは思いますけどね。

日本だとやる気が続かない

こちらはデメリットですが、ケンブリッジ英語検定は興味ある人が少ないので、(知名度が低すぎるし、日本ではほぼ役に立たないので)、日本にいるとなかなか勉強しようと思わないですね。一緒に勉強してくれる友達も少ないはずです。(←本気で勉強仲間を募集してますので声かけてください笑。)

ただ、それは言い訳でしかなくて、日本でもケンブリッジ英検の試験は受けれますし、本当に身に付けたいならやりますよね。。。ね。

※2021年1月末現在、この記事をリライトしていますが、2020年5月末からまた英語を勉強し始めて、1日も休まずに英語勉強しています!!!偉いぞ、私。

英語圏への永住権取得にも使える

あまり知られていないですが、ケンブリッジ英検も英語圏の永住権取得に使用可能です!基本的には、IELTS基準になりますが、ケンブリッジ英検が認められている場合もあります。海外移住したい方は移住先の条件をみてみてください。

ちなみに、IELTSでいうところの6.5くらいが永住権取得の基準となっていることが多いみたいです。

一つ注意点をいうなら、ケンブリッジ英検自体の資格期限はないと言いましたが、前半でも述べたように永住権取得の際に書類として提出する場合は、2年以内に取得したものでないと認められないのでご注意を!

※ここでの話は海外移住先によっても変わってきます。ここで書いているのはニュージーランドの永住権取得を元にしています。

最後に

まとめると、

・ケンブリッジ英検は「ビジネス英語検定」とよく言われるものの、一般的な英語能力を図るための試験で、IELTSの「ジェネラル・トレーニング・モジュール」と似ている。(試験内容などに違いはあり。)

・IELTSとの事実上の大きな違いとしては、資格が一生残るかどうかくらい。ただし、資格があっても勉強が継続されていなければ能力の証明としては弱いのでそこまでメリットかというとそうでもない。

・今から資格取得を目指す方は、勉強のしやすさからIELTSがおすすめ。

といったところでしょうか。とはいっても、総合的な英語能力を継続的に身に付けたいならTOEICだろうとIELTSだろうとケンブリッジ英検だろうと関係ないです。できるやつはどの試験受けても結果を出せます。

そして、英語なんてコミュニケーションの手段でしかないですし、言葉なのでやればやるだけ伸びます。逆も然り。

「勉強するために何か目標がないとなー」とか「どうせ勉強するなら一般的に使えそうな英語力身に付けたいがいいなー」とかいう人は是非ケンブリッジ英検も考えてみてください!

私と一緒に勉強したい方いらっしゃいましたら連絡ください。まじで勉強仲間欲しいですw私は毎日何かしら英語の勉強しているのでクイズの出し合いくらいはできます。

私は、2027年ごろに海外移住しようと計画しており、永住権を取得するためにはケンブリッジ英検の資格C1 Advancedが必須なので、現在毎日頑張っています。

皆さんも一緒に頑張りましょう!

試験対策(合格体験記)や留学については、また別で記載していきますので、フォローなどしていただけたら嬉しいです。

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