情弱は辛い
Pocket
LINEで送る

Pocket
LINEで送る

※注意:このカテゴリー(本音)にしているものは、私の本音(本音というとちょっと硬いですが。)であり、世の中や人間全般に対する私個人の考えを書いているものです。自分の考えを書いているだけであってそれによって誰かに何かを伝えたいとかではありません。

多少言葉が荒かったり、過去に書いていることと矛盾していたりなどなどあるかもしれません。くさい言葉やセリフもあるかもしれませんが無視してください。また、何かの言葉が誰かを傷つけてしまうこともあるかもしれないので、そのようなことを避けたい方は読むことをお勧めしません。ご注意ください。

「情弱」。情報リテラシーが低い、情報収集能力が低いことで何かしらの損をしたり、むしろ被害を受けたりするときに当たり前のように使われるようになりました。もちろん私も多くの場面で、自分の情弱さに悲しくなることもありますが、私自身はIT技術・テクロノロジーを本職で扱うものとして、そうでない人と比べるとだいぶマシなんだろうなと幾度となく感じてきました。

GWに叔父と祖母の携帯を変えに行きました。

叔父はガラケーからスマホに切り替えに行きました。本人は別に変える必要もないと思っていたようですが、3Gがそのうち使えなくこと、周りがスマホに変えていて人々がLINEでやりとりするようになっていることなどからやむなく変更という感じです。

祖母は、電話の音が聞き取りにくくなっており、スピーカーを使用しないと会話できないぽかったのですが、今のスマホだと通話時のスピーカーへの切り替えが分かりにくいことやもう購入してから5年以上経っていることなどを踏まえ変更することにしました。(話はブッ飛びますが、老人・高齢者向けのスマホでのスピーカーまでのステップは非常に複雑です。一般的なスマホは電話を受けたり、かけたりするとスピーカーボタンが画面に出るので、それを一回押せばスピーカーに切り替わりますが、老人向けのスマホでスピーカーにしたい場合は、スピーカーにするためのボタンを押した後に、本当にスピーカーにするかのyes, noボタンが出てくるのでそれを押さなければスピーカーで通話ができません。さらに、マイクのon, offボタンと隣り合わせである場合もあるので、押し間違えも発生しがちです。老人は耳が遠いのでスピーカーにするのは必須な人も多いと思いますが、老人向けのスマホはこの辺が逆に不親切になっています。数社の数機種のスマホしか見ていませんがどれもそうでした。5年前も今も仕様が変わっていません。開発している人たちは本当に高齢者が使用している姿を見ているのだろうか、と疑いたくなります...なので、今回新規で購入はするものの、結果的にスピーカー問題が解決するかわからなそうです。まぁスマホのスペックとスピーカーにするまでのボタンの文字表記が多少マシになると思うのでそれに期待したいです。)

こんな感じで、私たちが何もしなくても時代は勝手に変わっていきます。そして私たちは嫌でもそれに合わせていかなければなりません。(電話なんてそんなすぐ買い替えることは昔はなかったと思います。)

ある程度テクノロジーを使いこなせたり、好きな人は良いとおもいますが、そうでない人にとってこのような進化というのはとても辛いことです。例えば、携帯電話ひとつとっても、高齢者の方は実際にはスマホなんて持っていなくても生きていける人も多いはずです。なんなら携帯電話自体なくてもいい人は多いはずです。「わたしゃそんなものいらん!」と言ってる方のほうが強く見えます。でも、周りの友人や家族、環境などがそれを持たせようとするわけで、仕方なく持たないといけなくなっています。使いもしないのに...そうなるとどうしても情弱な人というのは生きづらくなります。本来、テクノロジーは人の生活を"便利"にするはずのものですが、むしろ不便になったり、変なコストがかかっていることで生きづらくなった人は多いはずです。

とはいっても、やっぱり、テクノロジーなどの文明の発展を無視して生きていくことはほぼできないでしょうね(相当な自給自足系サバイバーでないと厳しいでしょう。)。となると、私たちは時代に合わせて変わっていかないといけない、ついていかないといけなくなります。それは自分が将来損をしないため、被害を受けないためです。

ただ生きていればいい時代というのはもう終わっていて、テクノロジーを利用・活用してどう生きていくか、というのがこれからの時代になるのでしょう。

特に私たち多くの人が"お金"にとらわれています。生きていくには金がいるからです。最近?なのかわかりませんが、税金や将来の貯蓄のための話は多くなってきていると思います。ふるさと納税、iDeco、積み立てNISAなど働いている人ならほぼ全員が活用できる制度やサービスでも、多くの人がまだ使えていません。知ってはいても手をつけていない人をたくさん見たことがあります。これも一つの情弱の話になります。

上の話はあくまでいくつかの例でしかありませんが、情弱から抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか。

答えは一つで、学び続けることしかないですね。続けない限り情弱からは抜け出すことはできません。ではもっと踏み込んで、どうすれば学び続けることができるのか、、、自分の身をもって困るしかないかな、と思います。

冒頭の私の親戚のスマホの話も、このままではダメだから、困るからということで対応せざるを得ませんでした。ふるさと納税、iDeco、積み立てNISAなども同じです。自分の稼ぎと将来に必要な貯蓄額を計算してみてください。多くの人がそんなに余裕はないはずで何かしらの対策を打たないといけないでしょう。今まだ元気に働ける人たちは、退職後、老後に必要な資金、もしくは、急に病気になるなどした時の費用を計算して最低資金は残せる状態を確保した上で生きていかなければなりません。でも時代は変わっていくんです。この不況だと現状維持だけではただただ厳しくなっていくだけな気がします。

そんなことを考えると大体の人が心配になる、困るはずです。こういう状況に自分達、家族を仮定的に追い込むことで少しは情報を集める行動ができるかもしれません。それを続けていくと、「これなら自分にもできるかも」みたいなのが出てくるので、少しづつプラスに変わっていける、かも、しれません。

ということを考えながら、怠惰な自分はどうだろう、と俯瞰していましたが、人様にアドバイスできるレベルではないことがわかったのでこれ以上ここで深ぼるのはやめよう...

(ちなみに私は、日本に住めなくなったら、を考えてます。)

スポンサーリンク
おすすめの記事