![英語の勉強が続かない私が、海外就職と海外移住を実現するまで[10年間の試験結果も公開]](https://mukku.life/wp-content/uploads/2026/01/english-certificate-2026.jpg)
先日、私はニュージーランドに永住できるビザ(正確には、居住権)を取得しました。ニュージーランドには3年弱前からいますが、もともとその時から英語の条件だけクリアすれば居住権を申請できる状態でした。しかし、あまりにも怠慢な性格のため、ニュージーランドに来てからも英語をほとんど勉強せず、必要なスコアを取得するまでに2年ちょっとかかりました。
この記事(2026年9月投稿)では初めて国際的な英語の試験受けた2016年11月から、ニュージーランドに永住するビザ申請のためのスコアを取得するまで、約10年間分の私の英語に関することを可能な限り公開します。また、最初の試験を語る上で学生時代の話も必要になると思っているので、中学時代を含めたプラス11年分をまとめています。つまり、合計21年分の私の英語の歴史です。まぁ圧縮したらあっさりした歴史なんですけどね笑。。。
最後には、完全に私の独断と偏見ではありますが、海外移住を目指すなら、日本にいるうちにどの程度まで英語力を上げておけばよいのか?という点に関しても触れています。
はじめに
私は「短期間で高スコア取得!再現性あり、英語の勉強方法!」や「英語勉強を習慣づける方法!」のようなアドバイスはあまりできません。といいますのも、ここ何年も私は"試験のための英語勉強”をほとんどやれなかったからです。だからと言って「英語を勉強せずとも高スコアが取れたことを自慢したい」わけでもありません。なぜなら、何もせずに英語力が上がったわけではないからです。あくまで一例として、私がニュージーランドに永住できるビザ取得のために必要な英語の試験を突破するまでの記録を公開します。
しつこくて申し訳ありませんが、私のこの過程などをお薦めしたり、真似していいと言いたいわけではありません。これを公開する理由は、「海外移住(英語圏)には興味があるんだけど、英語の勉強は好きではない、そして英語に自信があるわけでもないから日本をなかなか出ることができない方」に読んでもらい、海外移住のリアルさやハードルを知ってもらいたいからです。あとはなにより、私自身が先人の方の英語学習の記録などにお世話になったからです。
では早速見ていきます。
10年前 - 2016年ケンブリッジ英検 受験 in Australia
※⚠️英語の試験の結果を見る際、CEFR (Common European Framework of Reference for Languages)について知らない方はググって簡単な理解をしておいてください。そうでないと、スコアの結果のレベル感が把握できないためです。一応、下にCEFRと代表的な英語の試験のスコアレンジ表は添付しています。
※ケンブリッジ英検(Cambridge English Qualifications)については少し古いかもですが、興味ある方はこちら↓。全く知らない人でも斜め読みで良いです。
ちなみにケンブリッジ英検やIELTSの場合のCEFRレンジはこちらで確認できます。

10年前の2016年11月、私は語学留学でオーストラリアにいました。その時に国際的な資格であるケンブリッジ英検で人生初の四技能の試験を受けています。受けたのはケンブリッジ英検のFCE(現B2 First)です。そして以下がその時の試験結果です。

結果はGrade Cでの「合格」です。別に当時はこの合格に意味があったわけではありません。ただ受けて→受かった→自信になった、やったーで終わったものです。オーバーオール160で合格判定なので、ほんと、ギリッギリでした笑。
ちなみにこの頃は海外就職、海外移住などは全く考えていませんでした。
この試験を受けるまでの私と英語(13歳〜24歳)
中学時代
授業でつまずいたり、テストで困ったことは一度もありませんでした。当時のテスト内容まではさすがに覚えていませんが、校内テストや公立高校の入試問題では、運が良ければ満点取れる可能性はある、くらいの実力はあったと思います。そのくらい3年間しっかりと勉強をしていました。この時は好きとか嫌いとかはありませんでした。ただやらないといけなかったからやっていた、だけです。
高校時代
高校一年時の大半は真面目に勉強していません。入学した最初の方は頑張っていたんでしょうけど、二学期以降とかは宿題すらもやらないくらいだったと思います。授業前の休み時間で友達のを全て写していた記憶が残っています。
この頃からははっきりと、英語が嫌いでした。でも、苦手意識はありませんでした。
(色々事情があり)高一の終わり?か高二からは真面目に英語を勉強するようになりました。予習も復習もちゃんとやっていました。授業もちゃんと聞きました。宿題も写させる側になりました笑。高一でサボりすぎた分もあったのか、高二の10,11月になってようやく英語の成績が一気に伸びました。記憶が不確かですが、全国記述模試の偏差値で70前後行っていたと思います。
高三では受験を意識した勉強になりました。高二と違ってみんなが勉強し始めるのと、浪人生も入ってくるので偏差値はだいぶ下がりました。ちなみに、私はクラスでは英語ができるタイプには全く入っていません。私から英語を連想する人は間違いなく一人もいないはずです笑。話題になったことすらもないでしょう。この時も同じく、英語は好きではなかったですが、苦手でもなかった、という感じです。
大学受験の際のセンター試験は覚えていません。多分、200点満点の150前後じゃなかったかな、と記憶していますがその程度の記憶です。他の教科で良かったもの、悪かったものがあったので。個人的に英語は可もなく不可もなく、ちょい下振れかな?くらいで終わっていたと思います。
私立大学の英語の結果は一ミリも覚えていません。受験科目に入っていたのかすらも忘れてしまいました。滑り止め二校に落ちるという大失態を犯していたのでそれどころではありませんでした笑。
国立大学の二次試験ではちょうど6割くらいだったと記憶しています。これは良い方ですね。センター終わってから約2ヶ月で英単語を2000語追加で覚えるとか、しっかりやっていました。
ちなみに、英語に関わらずですが、大学受験に関しては大学に入ってからもたまに悪夢を見る程度までには一生懸命勉強していました笑。自分より戦略的に勉強した人はいるのか?というくらい頑張りました。
大学時代
完全燃え尽き症候群でした。大学4年間である一つのイベントを除き、一切英語には触れていません(海外旅行等も一切なし)。その唯一は大学院の受験です。大学院の受験ではTOEICのスコアが圧縮されて使用される形式でしたが、当時、点数が400点未満は0点計算みたいな鬼畜仕様の話が来て(真実だったかどうかは不明)、そこで英単語帳を一冊買って少し勉強しました。この頃は英語が人生で一番嫌いな時期だったので結局単語帳すら捗らず、諦めて「TOEICたくさん受けて数うちゃ当たるだろう大作戦!」に切り替えました。3回受けて、330 -> 420 -> 500くらいだったと思います。完全な試験慣れによる点数アップです。
大学院時代+オーストラリア語学留学
私は大学院では研究室が変わりました。(院試の成績が悪く左遷されてしまったからです。大学側の意地悪ではありません笑。)新しい研究室には留学生がいましたが、その留学生は日本語が話せませんでした。そして、その時に「同じ人間なのにコミュニケーションが取れないのか...」と悲しくなりました。そこで、英語圏に留学に行くことを決めました。
その数ヶ月後、大学院一年の夏に大学のプログラムで1ヶ月アメリカに留学に行きました。春の時点でオーストラリアに行くのは決まっていたのですが、さすがに独り身でいきなり飛んでいくほどの勇気と英語力はなかったので練習として学校を利用しました。この時の英語力ときたらまぁ素敵なものです。参加者の中で能力的に最低だったでしょうし、私は大学院の一年生でしたが、大学に入ったばかりの学部一年生の後輩にすらも馬鹿にされていました。「governmentってなに?」と一年生に聞いてすごく笑われたことを覚えています。正確にいうと高校生の時の自分は間違いなくそれくらいの英語は知っていたはずですが、四年以上の間ほぼ何も触れてこなかったので、根こそぎ英語の記憶が飛んでいた感じです。そして、この1ヶ月の留学で英語力が伸びたとか、知識が戻ったとか、そういうのはありませんでした。ただ、一つだけ、人生で初めて自らの意思で外国人と英語で話す、というこの経験だけは本当に貴重だったと記憶しています。まずこの最初の壁が切り崩せたのが本当に良かったです。
その後、大学院一年が終わってから2016年を休学して一年間オーストラリアに語学留学に行くのですが、オーストラリアに行くまですらも英語が好きになれたわけではありませんでしたし、勉強もほとんどやっていません。かっこつけてEnglish Grammar in UseとフルハウスのDVDセットは購入していました笑。結局ほとんどやりませんでしたし、DVDも数話しか見ていないです。
一方、2016年2月にオーストラリアについてからは全てが変わりました。まず空港についた途端、空港のスタッフに「ここではWi-Fiが使用できますか?」みたいな内容をすぐに聞いていました。こっからは覚悟を決めたんですね。そこから、11ヶ月の間、英語漬けです。とにかく英語だけを勉強しました。語学学校では日本人の方と関わる機会がほとんどありませんでした。多くの学生は学部の1,2年生とかで、かつ短期留学です。私は4つも年上の理系大学院生なので相手にしてもらうには分布が違っていたというのはあったと思います。あとは、後半はクラスに日本人がいませんでした。コミュニティ?というかグループ?の中に入りたくなかったとかではなく、単に年齢の差とかもあって話に入りづらかったという感じです。そういうのもあり、この間で英語力は結構伸びました。しかし、この留学期間中はオーストラリア人と話す機会もほとんどありませんでした。語学学校に行ったことがある方はわかると思いますが、自分から積極的にそういう機会を求めない限りはネイティブと話す機会なんてないです。努力せずとも話せる相手は学校内にいる先生くらいです。
で、話がそれましたが、冒頭の2016年の結果がオーストラリアについてから9ヶ月目に受けた試験の結果です。
最初の試験を受けてから英語圏への海外移住を決断するまで(24歳〜28歳)
2017年の2月にオーストラリアを出ました。そして、南米を一人旅して3月末に日本に帰国しました。この時は「最低限のコミュニケーションくらいはいけるな。」くらいの感覚でした。そして、ここからはまた英語を勉強、使用する機会はほぼなくなりました。もともとは「英語使えたら世界中のだいたいの人と多少は話せるようになるでしょ。」が目的で、自分の中ではそれはもう達成されていたからです。
社会人になった時、確か2018年の4月に会社でTOEICを受けさせられました。勉強はしていません。このときの結果は735点か745点か755点のどれかでした。リーディングが400点台でリスニングが300点台でした。
そして、これ以降も特に英語を勉強するということはなかったと思います。「英語力落ちたかなー」というのは年に数回くらい感じていました。
海外移住を決断してからニュージーランドに渡るまで(28歳〜31歳)
時は流れ、2020年4,5月にふと英語圏への移住、具体的にはニュージーランドでの永住権の取得を決断します。(ご興味あれば詳細は私は7年以内に海外移住を実現できるのか。にあります。)
ニュージーランドで永住権を取るためにはどのくらいの英語力が必要なのか?そして、それを証明するためのスコアはなんなのか?を調べてから英語に対する目標を決めて、そこからは勉強が続くように毎月英語の勉強月報みたいなのをつけることにしました。1週間の中で必ず数回は英語に触れる、勉強するというのを始めました。
例えばこれが1ヶ月目の記録です。
1ヶ月目からそんなできていなかったみたいです笑。本当は恥ずかしくて見せたくもないし、まずこんなの見ても本当に時間の無駄ですのでおすすめはしないのですが、初回ですらこのレベルです。私が英語好きではないのはわかると思います。まぁ結局すぐに惰性でやってしまい10ヶ月で終わりました笑。
※時間を多少無駄にしてもよいという方には、私は7年以内に海外移住を実現できるのか。の後半あたりに英語の進捗記録についてはまとめています。逆に「これで行けるなら自分はもっと可能性あるのでは?」とか思える、、、かも。。。?
総合的には英語の勉強が捗らなかったとはいっても、スピーキングには力を入れていました。2020年の秋?くらいから発音矯正の学校に半年〜一年?週一で通ったり、2021年の6月くらいからはCamblyで週3回30分のレッスンを二年、休みなく継続したりとこつこつと頑張っていました。日常会話が多めでしたが、最後の方は試験のためのスピーキングの練習や就活の際の面接の練習をしていました。
海外移住を決断してから二年半経った時に英語について振り返りをしていたようです。少なくともちょっとでも良いからコツコツとやっていたみたいです。
ちなみに私は日本にいる際に仕事で英語を使ったことはないと言い切っていいくらいないです。ほんとに細かくいうなら、5年半?くらいのキャリアで、1時間くらいの会議に1回?だけ参加したことがあるくらいです。
そんなこんなであっという間に3年が経ち、時は2023年春、ニュージーランドに渡る時期も決まりました。そこで、ニュージーランドに渡る前に一回試験を受けることを決断します。
ニュージーランドに来る直前(3年前) - 2023年9月 ケンブリッジ英検 受験 in Tokyo
私は2023年の10月1週目にニュージーランドに降り立ちましたが、その前の月の9月に英語の試験を受けています。その時受けたのはケンブリッジ英検 C1 Advanced(旧CAE)です。
その時の結果がこれです。

ケンブリッジ英検の結果はスコアというより合否タイプの試験ですが、移住や大学入試にも使われることがあるため、スコアリングもされます。ちなみにこの結果は余裕の「不合格」になります。
リスニングはひどいスコアですね。元々苦手で勉強もちゃんとやってきていないのと、この時のリスニングが異常に難しかったということを記憶しています(調べたら多分誰か記録していると思う)。この時ほどフリーザに直面した時のベジータに共感できた日はありません。序盤で諦めました。
本当はここでうまくいけばよかったのですが、当時、急遽ニュージーランドに渡る時期を数ヶ月早めることになり、仕事をしながら日本を出る準備(極論、二度と戻らなくてもよい準備)をしていたので英語に時間が割けずしっかりとした勉強はしませんでした。で、この結果からざっくり、自分の英語力はIELTS換算(前半で見せた比較表参照)で言うと6.0から6.5の間で6.0よりかな、くらいで考えていました。(ちなみに、こういう時にIELTS換算されることが多いのはそれが一番メジャーな試験だからです。)
この時に焦りはありませんでした。「2016年の時から多少は上がっただろうし、試験対策そんなせずに今このくらいのスコアがあればニュージーランドに行って、将来仕事が見つかる頃には永住のためのビザ申請レベルくらいはいけるでしょ。」と思ったからです。
ニュージーランドに渡ってから永住可能なビザを取得するまで(31歳〜33歳)
ニュージーランドに来てからの英語の勉強
2023年10月にワーキングホリデービザを持ってニュージーランドに渡ってきたのですが、嬉しいことに到着3週間目に正社員での採用通知を受けました。この時点でもし英語のスコアが取れていたら、永住することのできるビザは即取得できていたのですが、それは叶わず、ワークビザ(就労ビザ)で生活することになります。
2023年の11月から働き始めましたが、ここから英語は勉強しなくなります。仕事でそれどころではなくなったからです。でも英語しか使わない環境ではありましたので、英語を全く使わない日というのはほぼなくなりました。
2024年
あまりに英語の勉強をしなかったので、これではダメだと思い、2024年4月から一緒に勉強する仲間を募集しました。結果的に2ヶ月で4回だけ開催してそこではそれはもう真剣に勉強していましたが、私のやる気が続きませんでした。毎回人は来ていただけていたのですが自分で完全に風化させてしまいました。理由は覚えていませんが、多分、仕事が激務になっていったのだと思います。
なのでこの年は4日間プラスアルファしか勉強していないことになります。プラスアルファとして気まぐれでちょっと勉強したみたいなのはあったかもしれませんが記憶がほぼないのと、あったとしても地元の新聞を読んで、知らない単語、文法を調べたくらいです。
2025年
2024年年末に「やばい、英語勉強していない...(定期)」がやってきます。そこで、2025年の1~2月で教材を購入します。
[1] Pearson PTEがPTE Academicの試験用に公式で販売していたオンライン教材の最上級版(ニュージーランドでは永住用のビザにPTE Academicの試験結果が使用できます。)
[2] 英語の発音関係のオンライン教材
[3] 英単語のアプリ
[4] Kindle版、真・英文法大全
です。私は形から入る購入に関してだけは自信があります。
では、購入してどうなったかというと、、、
[1]は一切やりませんでした。2025年の年末までは開きもしませんでした。教材に有効期限があるので仕方なく、、、という感じで始めたのが最終的に受験したきっかけの一つです。
[2]は元々興味がある分野だったので購入して1週間で終わらせました。それ以降は見ていません。
[3]は購入してから2か月はほぼ毎日やりました。それ以降はやらなくなりました。
[4]は40%くらいは前から読んで、あとは文法で気になった時とかにたまに調べるために使う、くらいで終わりました。
(※やった、やっていないは私個人のやる気の問題であり、教材がどうだという話ではないです。というより、この4つに関しては買わない方が損だ、ということは断言できます。むしろ、これからの生活での必需品になるものでしょう。)
ちなみに、突然PTEというのがでてきますがこれもケンブリッジ英検やIELTSのような一つの国際的な英語の検定試験です。それまでずっと勉強してきたケンブリッジ英検を捨てて、なぜPTE Academicを受けたのかについてですが、それはケンブリッジ英検よりPTE Academicの方が永住用のビザ申請に必要なスコアが取れやすいと思ったからです(ニュージーランドに関しては。)。(興味がある方はこの話にいつかたどり着くと思います笑)
はい。で、結局それ以外はやっていません。つまり、試験勉強という勉強は二年間やらずに過ぎてしまいました。
2025年11月、12月
いろいろありまして、とりあえず一回試験を受けよう、という状況になりました。12月最初の週で受けられそうだったのでそこで受験を確定させました。ようやく重い腰を上げることになるのですが、勉強したのは前の週の土日と試験の週くらいでした。受験費用は4万円くらいしますがこのやる気のなさです...
そして、結果的にこれはダメでした。この1回目は、試験の傾向といいますか、試験のルールやフォーマットをそもそも正確に理解できておらず(当時は理解していたつもりではあった)、リスニングが途中で時間切れになって最後らへんを一切解いてないとか、ライティングのワード数などの制限を守れていたのか記憶がないとか多分その辺が敗因でした。でも次受けたら受かるだろうと思いすぐに3週間後の受験を予約しました。
試験対策としてやったのは1, 2回目ともに上で購入した[1]だけですが、2回目も結局前の週の土日からやり始めたという感じでした。2回目も同じように、問題の出題形式を読んで理解し、各出題形式を6~7問ずつ解いて、プレテストを一回解く、をやりました。なお、必要なOverall scoreの58に対して、プレテストの結果はOverallが55でした。「これいけんのかなー。2回落ちは笑えないなー。」となったことは覚えています。
永住するためのビザ申請用 試験結果 - 2025年12月 PTE Academic 受験 in New Zealand
結果的に2回目で目標を達成しました。こちらが2回の結果です。

ニュージーランドの永住のためのビザ申請に必要なOverall scoreは58です。そして、私のスコアが1回目がOverall 56で、2回目(約3週間後)が71でした。
先ほど言った通り、1回目はリスニングの重要パートを一切聞くこともなく試験が終わってしまった、とかライティングのルールを多分守れてなかったとかがあったと思います。(PTE Academicは配点が特殊で、リスニングの問題でも点数がライティングなどの他の分野にも影響する問題があります。私が解くことができなかったのがもろそのパートになっているため、リスニングとライティングは特にスコアが低いようです。)
正直、1回目で時間通りにリスニングを解けていたら多分一発で終わっていたと思いますが、神様はそこまで甘くありませんでした。2回目は時間通りに全部解き切ることができたのが一番大きいでしょう。あとは、問題の出題形式をちゃんと理解していたのも大きく働いたと思います、つまり、試験慣れです。
ということで、無事にニュージーランドに永住するためのビザ申請ができるようになった、ということで今に至ります。
※ちなみに、PTEのOverall 71はIELTS換算だと7.5程度ということになりますが、個人的にはこれは一切信じておらず、IELTSで7.5とか取れるわけないと思っていますが、ここでは触れないことにします。わかる人にはわかるでしょう笑。
ほとんど試験勉強していないじゃん、天才なの?
と思う方がいるかもしれませんが、全くそんなことはありません、という話をします。
ニュージーランドに来てからは、普段からの英語の勉強や試験勉強はやったとは言えません。上に書いてきた通りです。確かに、それでうまくいっていたら私はすごいやつでしょう。
しかし、こっちでの2年間は、常に英語を使って必死に仕事してきました。そして、その量は尋常ではありません。私の場合は逃げることのできない仕事を通じて英語力が上がったのです。というかそれ以外にないので。
仕事では人とのやりとりは英語しか使用しませんが、仕事を始めてから、それはまぁ英語に苦しんできました。(今もですが笑。)そもそも仕事をする上で英語はできて当たり前の世界にいます。人とのコミュニケーションなしで仕事はまわりませんが、このコミュニケーションが取れなくなった場合、詰みです。海外だといわゆる人員削減や解雇の対象になることも考えられます。そのため、仕事ではある一定の成果を常に出し続けなければなりません。そのためには「英語できません」とか言っている場合ではない場面がたくさんあります。例えば、ネイティブ同士が普通に仕事の話をして、仕事の分担をするわけです。何をやるのか?なぜやるのか?いつまでにやるのか?など、そして、そこには自分の専門分野ではない話も当然入ってきます。つまり、仕事をしていると、「わかりそう、わからない」ではなく、「わかる、理解できている」という選択肢しかないのです。多少極端な表現をしていますが、言いたいことは伝わると思います。
生きていくために必死に英語を使った
私は、英語のみの環境下で"普通に仕事する"ために英語から逃げることはできませんでした。一番苦しいのは音でのコミュニケーションです。ドキュメント類は時間かければ読めますし、チャットの読み書きも時間かければできますが、話す聞くはどうしようもありません。私が仕事を始めてからしばらくは、自分に関係のある会議の録画などを止めては戻して、止めては戻して、何度も見直して、聞き直して、理解できる限界値までは理解することを常にやっていました。話す内容に関しても、突然だと自分が意味わからないことを言う可能性が十分にあるので(今も普通にありますが)、どのような表現で話せば相手に伝わりやすいか、自然な表現になるか、などを事前に考えてそれを頭に入れておく、メモしておくとかも毎日やってきました。また、チャットは、日本と比べると文化的にまぁ適当?曖昧?なことも多く、相手がちゃんと読んでいないこともあります。どういう表現を使えばちゃんと伝わるのか?回答がもらえるのか?みたいなことは常に考えて調べてやっていました。(私の場合は残業代はでないのでここにどんだけ時間を使ってもやるべきタスクをちゃんとこなせていたら問題ありません。)「おー英語の勉強になるぞ!」なんてことは思ったことは一度もありません。理解しないと次の日の自分、未来の自分が危ないのでそんなことを考えている余裕などはありませんでした。
これらで使用した英語そのものが直接試験に役立つかと言われると正直あまりないと思いますが、試験勉強をしなくてもこういうのをずっとやっているだけで嫌でも英語慣れするのでスコアには影響したのでしょう。つまり、私の場合は英語の試験勉強、対策のようなものこそほぼしなかったですが、がむしゃらに仕事で英語を使っていたら、結果、英語力そのものが伸びていたということになります。例えば、私たち日本人は試験対策なしで日本語検定を受けてもそれなりの点数は取れる、とかに近いかもです。そんなこんなで2年間生き抜いていたらようやく、永住するためのビザ申請の基準に十分達していた、という流れです。(もちろんいうまでもないですが、試験に対しては、試験勉強をすることが一番の近道だということは忘れてはいけません。)
海外移住する前にどのくらいの英語力があれば良いのか?
多くの方が気になるのは、海外移住のために日本を出る際にどこまで英語力を仕上げておけばいいか、ですよね。
明確な回答はもちろんありませんし、もっというと、永住権を取得したいとかそういう話が絡んでくると回答もさまざまになります。結局は人それぞれなので抽象的な回答しかできませんが、私の経験を一つの実例として捉えるならば、現地についてなる早で仕事を見つけたいとかの場合は来る前にCEFRでいうC1よりのB2は最低限あってほしいということです。ただし、スピーキング的な英語力はC1を超えるくらい高くないと面接が通らない可能性が出てきます。私は人のことをあーだこーだ言える立場では無いですが、発音は頑張りましょう。
あとは、専門スキルとのバランスです。英語のスキルは高ければ高いほどいいんですが、通訳とか翻訳業とかを除けば、就職を考えるとなると本職の専門スキルの方がより大事です。なので、そのバランスが必要になります。英語をごりっごりに仕上げていっても、スキルが圧倒的に足りないとなれば就職することが難しいでしょう。そこは自分がコミットできる時間との戦いになります。
最後に
私はこと英語の勉強においてはどうしても努力が継続できないタイプでした。勉強しないといけないと思っていてもモチベーションも高く保てませんでした。でも幸いなことに英語を勉強だと思う余裕すらない環境に自分を置いた結果、英語力が伸びていました。
一つ事実としてあるのは、いかなる目的であろうとも、英語力を上げたい場合はどこかで大量の時間を継続して投資しないといけないということです。学生時代から一生懸命やってきた方はその貯金が使えるでしょうし、やってこなかった方はやらなければなりません。勉強の仕方、英語力向上の方法は人それぞれあるでしょうが、局所的に一生懸命やる時期は絶対に必要です。なにもせずに英語力は上がりません。
海外移住はしたい、でも英語の勉強のやる気が出ない方、いると思います。私も何時間かは語れるくらいにはその気持ちが理解できます。それでも残念なことに誰がなんと言おうと、英語に触れなければ力は絶対につきません。「お前がいうな」なのですが、自分の意思でどうしても英語勉強を継続できない人は、英語を使わざるを得ない環境に自分をぶち込むとかしないと無理です。お金を注ぎ込んでやらざるを得ない状況を作るとか、英語を話さないとコミュニケーションができないイベントに行くとか、今の時代は手段はあると思います。
私も含め、一人でも「やっぱり将来のために英語の勉強をもう少し頑張ってみよう!」と思ってくれる方が増えることを願います。


![[2022.10]自らの英語力や英語学習を久しぶりに振り返ってみた](https://mukku.life/wp-content/uploads/2022/10/looking-back-my-english-202210-150x150.jpg)








