[東京都民・東京滞在者用]コロナ医療用抗原検査・診断から療養までを家だけで完結させ、クリニック・病院へ一切行かないでよかったのでそれをまとめる
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2022年9月、最初は風邪かと思っていた症状が3日続いた(尻上がりに悪くなっていった)ので、おそらくコロナだと思い、いろいろ調査して対応したのでそれを記録。

私が今滞在している地域は、高齢者や重症患者以外はクリニックや病院へできるだけ来ないように、となっていました。「じゃぁどうすればいいんだ!?」とネット検索していたら東京都の素晴らしい体制が整っていたのでそれをご紹介しておきます。

スマホを持っていることが前提ですが、これだけ見ておけば、療養が終わるまで家から出ずとも感染時になされるべきことは全て完結させることができます。(私はまだ完治しているわけではないですが。)

[!!注意!!]

・症状が悪すぎる場合(意識が朦朧、人の助けがないと動けない、呼吸できないなど)は迷わず病院へ行くこと。

・この記録は軽症者(有症者)向けです。(無症状の方はどうすれば良いか知りません。)

・20〜40代の方だけが対象になります。

いざ、コロナかも...となっても、体調が悪い状態で色々と調べるのは大変です。また、東京都は区によってコロナの対応の違いなどがあってどうしたらいいの?となるかもしれません。私はコロナ感染時に滞在していた区と住所の区が違うのでどこに合わせれば良いか迷いました。

そんな方のためにまとめておきます。

結論、どこに住んでいよう(都内であれば)が構いなく、以下の手順でいけます。

  1. 抗原定性検査キット(医療用)をもらって検査
  2. 陽性の場合、東京都陽性者登録センターに登録
  3. [オプション]食糧欲しい場合、うちさぽ東京へ食糧発送依頼

上のリンクを見れば十分説明もあるので、以下はもう読まなくても大丈夫です。以下からは、特に大事なところだけまとめておきます。

まず、ざっくり流れを整理すると、東京都の福祉保健局(でいいのかな?)からちゃんとした医療用の検査キットをもらって、キット実施結果(写真)を申請フォームから送信すれば、裏で医者に診てもらえて、陽性の場合はその医者から保健所に連絡(登録届)入れてもらえるので、あとは自宅療養(毎日の健康管理登録含む)するだけ。というものです。なので、家を出なくても良いし、誰とも話さなくて良いので喉が痛い系のオミクロン患者などはすごく助かります。

抗原定性検査キット(医療用)をもらって検査

そもそも検査キットには、研究用と医療用があり、正式に陽性判断をもらうことができるのは医療用のみです。なので、Amazonなどで購入できるような検査キットは診断にはつかえないことを覚えておいてください。あれらはとりあえずチェックしたい場合に使用するもので、パッケージにも研究用と書いてあります。

医療用のキットはたくさんあります。東京都が認めている医療用のキットはこちらで、この一覧に含まれているキットを使用していれば、正式に陽性判断を医師からいただくことが可能です。これらを既に持っている場合は、1の抗原定性検査キット(医療用)をもらう必要はないです。

これらのいずれも持っていない場合で、かつ、1972年4月2日~2003年4月1日生まれの方の場合は、抗原定性検査キット(医療用)の先の有症者向けのページから抗原検査キットを申し込んでください。午前中に申し込めば次の日、午後にもう込めば次の次の日にキットは到着します。

年齢があてはまらない方は、クリニックや病院に発熱外来で行くことが可能なはずなので予約して直接診断を受けましょう。

キットの使い方などは詳細な説明がネットにもあり、説明書もキットと共に届くのでここでは割愛させてください。

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陽性の場合、東京都陽性者登録センターに登録

陽性反応が出たら、身分証明の写真やそのキットの結果の写真の送信、質問への回答を東京都陽性者登録センターのページから飛べる申請フォームから行います。

その結果を見て、東京都陽性者登録センターの医師が診断し、発生届を保健所へ届けることとなります。これはクリニックや病院へ行って正式に陽性判定を受けることと全く同じ扱いとされます。

申請フォームを送信した後、医師から陽性診断が下るとすぐにメッセージでその旨が伝えられます。私の場合は送信後、1, 2時間くらいで来ました。

医師からは届出が保健所へ送られており、遅くとも次日中には保健所(自分の住所の管轄のはず)からメールが来るでしょう。My-HER-SYS(新型コロナ健康状態入力ホーム)の案内がくるのでこれに登録してください。日々の体調チェックをこちらを通して行うことになります。

[オプション]食糧欲しい場合、うちさぽ東京へ食糧発送依頼

My-HER-SYSのメッセージの他に、もう1つ、保健所からメッセージが入ります。食料品配達についてや体調悪化時の対応についての連絡です。

もし、スーパーなどでオンライン購入できる場合はそちらを利用してください。と書いてありますが、私は特に登録しているものはなかったので申請させていただきました。

急に発症したこともあり、買い物に行けていなかったのもあり、甘えさせていただくことにしました。(Amazonで揃えることはできたと言えばできますが、療養終わるまでは結構まだ必要そうだったので購入は2日分くらいにして後は頼らせていただくことにしました。)

こちら、たしか1世帯1申請まで?とかに勝手に強制?されていた気がします。が実情は分かりません。私はパートナーと二人で発症していますが、私の分だけ申請しました。

とは言っても、私のところへは段ボールで二つきました。(今朝届きました。)

もちろん、生鮮食品、フルーツはないですが、それでも結構な量で、栄養ドリンクやスポーツドリンク、ゼリー、パスタや米、カップラーメンなど有名なブランドで揃えられており非常に充実しています。

療養期間まで外に出なくても良さそうなのでとても助かります。

申請して次の日には届きました。発送先は自分がその時いる場所を指定できます。住民票の住所に問答無用で配達されることはありません。

最後に

今回ご紹介したオンラインでのやり方だと、検査などの初速が1, 2日遅れることになりますが、それでもクリニックや病院の負担を減らすことに繋がるなら是非こちらのやり方をとったほうが良いと感じました。私はまだ若い部類にはいると思います。それでも、熱が39度出たり、喉の痛みが尋常じゃなかったりとかなり苦しかったですが(今はだいぶ落ち着いています。)、これが高齢の方に発症すると考えると、結果論で見ても私はクリニックや病院へは行かなくてよかった、お医者さんや看護師さんの時間を少しでも高齢の方に当てるべきだと思いましたので、もし、皆さんが20~40代に当たるなら今回の方法を使用してみてください。

また、ニュースにもなっている通り、コロナ感染者の療養期間ですが、もうすぐ、療養期間が10日間から7日間に変更になります。

あたらめて、医療関係者、また、東京都のこのようなオンラインでの対応に感謝いたします。

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