IELTS/Cambridge(ケンブリッジ)など、英語の資格試験ではライティングが含まれていますが、ただ英語書くだけではダメなのは皆さんご存知の通りです。
日本語でのエッセイなどもそうだと思いますが、IELTS/Cambridge(ケンブリッジ)といった英語の資格試験でも適切なワードやフレーズをうまく組み合わせて使わなければならないです。
言語うんうんは置いといても、論文とか書くときは使わない方が良い不適切な言葉や表現がたくさんあるわけです。
今回は、IELTS/Cambridge(ケンブリッジ)といった英語の資格試験のライティング試験での注意点をまとめておこうかと思っています。質問に対する回答の内容自体はみなさんの頭の中次第なのでどうしようもないですが、英語の書き方は暗記しておけばなんとかなるはずだと思っているので役に立てば、と思います。
私ごとになりますが、私は2016,17頃にケンブリッジ英検FCEを取得しましたが、今回訳あってCAEを取得しなければならないので忘れないようにまとめることにしました。まとめることにした理由は英語ネイティブの先生がついてくれたので、ここでまとめてもあまり嘘の情報にはならないかな、と思ったからです。(教師資格持っているかは謎だけどイギリスの大学院行っているからそれなりの人だと信じている)
※「書いてある内容正確じゃないよ、違うよ」ってのがあれば教えてください。
※この記事ではCambridge(ケンブリッジ)英検にフォーカスして書いていますが、英語のライティングのルール的な意味ではどれも変わらないのでその辺はご理解ください。
※定期的に情報更新しています。(特に使えそうな言葉やフレーズ。)
英語の資格試験(IELTS/Cambridgeなど)のライティング試験注意点
その前に、英語の資格試験(IELTS/Cambridgeなど)のライティング試験でやることを記載。ケンブリッジを例に↓。
You create two different pieces of writing, such as essays, letters/emails, proposals, reports and reviews.
略
Part 1: one compulsory question
Cambridge HPより
Part 2: one question from a choice of three
一問目は問答無用のエッセイで、二問目が手紙やメールなどの3つの状況からの選択式です。詳しくはHP見てください。
[Formal]エッセイ、仕事などで使うofficialなemail、提案、レポート、手紙など全て
- It'sなどの短縮形を絶対に使ってはいけない。
- 原則、略称(LOL, ATM, UFO, USAなど)を使ってはいけない。(時間のam, pmのような例外も存在する。これらは使用して良い。)
- スラングは使用してはならない。
- 感情的な言葉(emotive language)は使用してはいけない。
- 原則、phrasal versを使ってはいけない(formalなものもあるのでそれは使って良いが、それが判断できないなら使わない方が良い。)
- will, can, I wantとかより、politeな表現would, cloud, I would likeを使用する。
- formal用の接続詞を使う。
- 使えるところは受け身表現を使用する。
- 文頭を、And, So, Butで始めてはならない。
- !や?、()などの記号は使わない。ただし、引用するものに使われている場合はOK。
- リストの記載をしない。(1. xxx, 2. yyy. 3. zzzなど)
エッセイ
私たちの考えは記述しない = I thinkを使わない。エッセイでは、私たちの意見は求められないので、客観的に二つの意見のメリット、デメリットなどを論述すること。
基本構成は四部構成で、
最初の段落:問題に対するパラフレーズを使用してざっくりどの二つに対して話すか。
次の段落:一つ目に対すること
次の段落:二つ目に対すること
最後の段落:まとめ、結論
[Formal/Informal]手紙
手紙には、formalとinformalがあるため注意。informalは友達とか既に面識あって仲が良い人とかに送るもの。
Formal Letters
- "Dear Sir/Madam"で始める場合は、必ず、"Yours faithfully"で終わる。
- "Dear Mr Xxxxx"で始める場合は、必ず、"Yours sincerely"で終わる。
- "Dear 名前(eg Marty)"などの締めは、"Best wishes"などを使用する。
- 文頭のDearの後に、",(カンマ)"を使った場合は、最後の"Yours faithfully,(カンマ)"、"Yours wishes,(カンマ)"にもカンマをつける。文頭でつけなかったら、最後もつけない。
- "Dear 名 性"はNG。"Dear 役職(eg Manager)"もNG。→"Dear 役職 性"とする。
- 最初の段落で、「なぜ手紙を書いているか?」を明確に記述する。
- 最後の分は"I look forward to ..."とかが無難。(手紙の宛先が編集者相手の場合はこれは良くない。)
- 一段落や一文を長々しく書いてはならない。段落や文を分けること。
- It'sなどの短縮形を使用して良い。
Informal Letters
- phrasal verbsを使用して良い。堅苦しい言葉は使用を避ける。
※個人的にはInformalな手紙はあまり選択しようとしたことがないのでもっとありそうな気がしています。選択しない理由は、phrasal verbs覚えるの辛いのと、part2には必ずformalな質問が選択肢として入っているので、formalな形式だけ覚えておけば、回答できるからです。個人的にはこちらの方が効率が良いと思っています。
共通
全く同じ表現は複数回使わない(paraphrasing)。ただし、手紙のようなinformalなものはダメってわけでもないとか。
段落
- 段落が変わる場合は、一行開けるか、新しい段落の冒頭はインデントをつける。
- 同じ段落の場合、いかなる時も、次の文章に行くときは次の行にするのではなく、前の文章からそのまま続けること。(eg The previous sentence. The next sentence. ...)
[Formal]役に立ちそうなフレーズ
- there might be, there may be
- On the other hand
- There seem to be
- because -> due to
[Formal VS Informal]役に立ちそうなワード
TBD
Formal
accommodate
accompanied by
allow
apologise [to sb for (sb/sth)]
applicable
arrange
Informal
put sb up
go/be with sb
let
say sorry
applies
fix up, organise
最後に
こうやってまとめてみると、英語の資格試験でのライティングだけでも最低限覚えることがそれなりにありますね。IELTS/Cambridge(ケンブリッジ)など受ける人は参考にしてみてください。
試験に受かるまではできるだけ更新し続けるかな。。。