WordCamp Tokyo 2019〜実行委員スタッフとしての感想〜
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2019年11月2、3日に東京、新宿で開催された「WordCamp Tokyo 2019」に実行委員(Web制作班)として参加させていただきましたので、スタッフの目線から感想をゆるっと書かせていただこうと思います。だって「ブログを書くまでがWordCamp」ですからね〜。

WordCamp Tokyoとは

私の説明よりHP見た方が100倍詳しいので、ご覧になりたい方はこちら

「とりあえず、まぁ簡潔に説明してや、兄ちゃん。」って方は下を読んどけください。↓

WordCampとは、WordPressに興味のある方たちが集まってわいわい情報交換するイベントのことです。あなたのもつWordPressに関する知識や技術のレベルは全く関係ありません。なんならWordPressという言葉すら知らなくてもみんな歓迎してくれます!

WordCamp Tokyoとは、そのイベントが東京であるよ、ということで、実際は東京以外の他の地域でも開催されています。東京で開催されるWordCamp Tokyoは日本で最大級の規模になっているようです。
WordPress自体が世界中で使用されていることから、もちろん日本にとどまらず世界中でもWordCamp〇〇が毎年開催されています。

WordCamp Tokyo 2019とは、上記イベントが2019年に行わ、、、この説明は不要か。

WordCamp Tokyoは2日間のイベントで構成されています。
1日目がコントリビュータデイ、2日目がセッションデイです。詳しくはあとで紹介しますが、コントリビュータデイというのは実際に、みんなで頭や手を動かしてWordPressがより良くなるように貢献しよう、そして、自分も仲間とともに成長しよう。ってやつです。
セッションデイというのは、WordPress詳しい方がみんなのためにWordPress関係のトークをしてくれたり、WordPress関係のビジネスをしている企業がみんなに良い情報を与えたりなどなどみんなで情報共有をする場になります。

WordCamp Tokyo 2019のテーマ

WordCamp Tokyo 2019のテーマは、「つなげる」。「つながる」でも、「つなぐ」でも、「つなぎたい」でも「つないでみようかな」でもなく、つなげる、でした。

新たな出会いに、新しい発見に、仕事に、趣味に、人生につなげて、あなたのWordPressの枠がもっと広がるようなWordCampにしましょう。

WordCamp Tokyo2019公式HPより引用。

言葉から得られる解釈は人それぞれで違うかもしれませんが、あなたのその解釈もまた、正解の一つなのです。それが、WordCampなのですね〜。

WordCamp実行委員とは

WordCamp実行委員とは、想像通りだとおもいますが、当日のイベントを成功させるために何ヶ月も前から準備をするスタッフのことです。実行委員の他にも、当日スタッフやイベントで登壇されるスピーカーと呼ばれる方々もいらっしゃいます。総勢どんくらいなんですかね。忘れました。めっちゃ多いです!

こちらの方々は全てボランティアで貢献されていて、私は彼らのことを神と呼んでいます。ちなみに、実行委員になるための条件なんぞ存在しません。誰もが神になれるのです。

私自身、WordCamp Tokyoの参加は今年が2回目で、今年初めて実行委員として参加させていただきました。ちなみに私は、自分が「実行委員」だと知ったのはほぼ当日だったんですが笑。「なんか楽しそう、手伝ってみるか、暇だし。」くらいのノリだったので逆に固くならずによかったのかもしれません。そんな理由でも実行委員にはなれるのです。

ちなみに2019年実行委員の紹介はこちらから。(自分の自己紹介適当に書きすぎたorz)

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当日までの準備

WordCampのイベントはどこで行われるにしろ、かなりの準備が要されます。全てがボランティアなので金銭的な報酬をもらえるわけでもなく、何ヶ月も前から自分のプライベートな時間を多く費やさなければならないことも事実です。それでも、「WordPressのために何かを貢献したい!」、「少しでも他のスタッフが楽になって欲しい!」などという思いから皆さん活動してくれます。ね、神でしょ。

私は、他の実行委員の皆さんと違って、先ほども言いました通り、暇だという理由で手伝わせていただきましたので、神からは除外されます。本当に謙遜ではなく、暇だったんです笑。

準備は数え切れないほどのタスクがあるみたいです。当日の会場準備だったり、スピーカー、スポンサーさん探しだったり、もう0から全てです。ちなみに私は、Web制作班に所属させてもらいました。他のWeb班の方々が優秀すぎてそこまで貢献できた実感はないですが笑

私が実行委員として準備したこと(Web制作班)

実行委員会も〇〇班、とたくさん分かれますが、その年によって役割の名前は変わるようで一意ではないようです。※開催年によってメンバーややり方が異なるためその時々で変わります。

WebサイトのCSS当て

私は、今回Web制作班という名の一員だったのですが、Web制作班は、別のデザイン班が決めたサイトのデザインを元に、WordCamp Tokyo2019サイトにCSSを当てるという作業を主に行いました。

私自身、世の中のためにCSS関係のことで貢献するなど人生でほぼ初めてであり、一つ一つのタスクが遅く、CSS当てしかやっていないように見えていましたが、Web制作班の他の神メンバーは他にも色々してくださってたかもしれません。

とはいっても、流石の私でも貢献してなさすぎて、「このままではあか〜ん」と思っていたんですね。CSSできる人なんて他にたくさんいるのだから、私がやることでむしろ進行具合遅くなってんじゃね?とか思いましたから笑

スタンプラリーのルーレット開発

そんな中、ある情報が舞い込んできたわけですね。

誰か当日のスタンプラリーのルーレット作成してくれないかなぁ〜

「スタンプラリーのルーレット」というのは、、、WordCamp Tokyoでは会場内に数カ所あるシールを集めるとWordPress限定の商品が当たるくじ引きが引けるのですが、そのくじ引きのようなもの(ルーレット形式)です。それを作成して欲しいという話が出ました。去年まで?のものだと多少スタッフの人力稼働が必要だったみたいで、それを出来るだけ自動化したい、みたいな感じだったんです。

「これなら流石に俺でもいけるでしょ!」と思いましたね。ぶっちゃけこれも誰がやってもいけたのでしょうが、誰よりも早く飛びついて実装しました。暇だったからできたというのは隠しておきますが笑。

で、まぁなんやかんやで結局0から作成したんですが、なんとか最低限は開発できたようで、、、当日もトラブルがなくて、、、まじよかったです!!!改善点はありますが、これは来年につなげようと思います。だって、今年のテーマ「つなげる」ですもんね。上手いこと言えた。

WordCamp1日目|コントリビュータデイ

もう、WordCampの説明は十分でしょうから、実際に参加したことについて紹介しておきましょう〜。

コントリビュータデイというのは実際に、みんなで頭や手を動かしてWordPressがより良くなるように貢献しよう、そして、自分も仲間とともに成長しよう。ってやつです。と先ほど言いました。

具体的には、大きな部屋に10ほどのグループが作ってあり、それぞれのグループは別々の観点からWordPressに貢献する、もしくは、WoredPressの知識を共有するようなことを行います。勉強会、もくもく会のようにも聞こえますが、それ自体が一種の貢献にもなるのですね。

グループは、WordPressのHPの改善をするためにはどうしたら良いか、や英語HP(WordPressオリジナルHP)を翻訳して日本語版のHPを日本人がわかるようにしようとか、テーマやプラグインの開発の仕方を共有しようなど、本当に様々です。(詳細はWordCampの公式HPからご覧ください。)

当日はこれらのグループからどこに入るかを選んで、そこで作業することになります。コントリビュタデイの参加時にどのグループで参加するかを前もって回答しなければなりませんが、仮に当日行きたいグループが変わっても問題はありません。優しいですね。

WordCamp2日目|セッションデイ

セッションデイに関しては、WordCamp Tokyoのメインなので、こちらよりHP見た方が雰囲気もわかるかと思います。

セッションとは、あるお題に対してプレゼンター(スピーカー)がいてお客さんはスピーカーの発表を聞ける、というものです。あるお題というのも、「エンジニア向け」「ブロガー向け」「デザイナー向け」などなどWordPressに関係するものがたくさんあります。ちなみに、お題というのはスピーカー自身で自由に決めて良いものとなっています。

また、みなさんご存知の通り、ビジネスとしてもWordPressに関係する企業はたくさんあり、その企業の方々のブース(スポンサーブース)もあります。こちらでは、WordCamp限定のスポンサーのグッズが無料でもらえるので我々からすると天国です。

例えるなら、ゲーム売り場で「なんでも買っていいよ」と言われた小学生のテンションに近いかもしれません。

今年は、Tシャツやマグカップ、バッグ、ステッカーシールやドメインwwといったものまで、他にもいろんなものがあったみたいです。僕も実行委員ながらに集めまくりました!

WordCamp Tokyo参加のメリット

いろいろありますが、結局WordCamp Tokyoに参加することの意味ってどんなんなんだろう?って思う方もいますよね。そんな方へ、以下を伝えたいと思います。

WordPressに携わる方々と友達になれる

まず第一に、同じ趣味や仕事を持つ方々と知り合ってその後もやりとりができる関係になれるので、嬉しい楽しいまじやばい、なんですよね。

初めて会う、友達の友達とかが自分と趣味一緒だった時ってめっちゃテンション上がって意気投合すると思うんですけどその感覚に近いと思います。しかも今は、SNSでもやりとりできるのでその人がどこに住んでいようとそんなに関係ないですね。

僕も実際にWordCamp Tokyo 2018で知り合った人たちと2019年になってからもちょこちょこ連絡とりましたし、今回初めて知り合った人ともこれから何かしらで連絡を取ることになると思います。多分。

また、自分がWordPressを使用していて困った時にも助けを求めれる人がいると趣味や仕事ももっと楽しくなると思います。もちろん、いつかは自分が助ける役になるのでしょうけど!

WordPress関係の最新の情報が得られる

最悪、僕みたいなコミュ障でも参加する利点はあります。WordPressのプロがごろごろいますから、得られる情報の価値は最上級なんですよね。公式HPの隅っこに書いてるけど重要なこととかインターネット上にないようなこととかとか、、、頭に入らない量の情報が得られます。まずは、聞いてるだけの参加でも良いでしょう!

私は今回2回目の参加でした。相変わらず、話のレベルが高すぎて理解できなかった部分も多々ありますが、こういった経験が多分いつか何かしらにつながるんですよね。きっと。

参加したことがない、もしくは知識ないから参加しても浮くだけだと思っている方へ

でもなかなかハードルが高いのもわかるんですよね。私が去年参加した時、思っていたことがありました。「WordPressで仕事してプロとして生活している人もいる集団の中に、自分みたいな遊び程度でやっている知識ない奴が入ったところで浮くよなぁ。。。」

上記のように考える方がたくさんいらっしゃると思いますが、私はこの気持ちめちゃくちゃわかるんですよね笑。今年なんて実行委員のくせに全く同じ感情抱いて参加していました。

結論を書くと、「誰も気にしない」みたいですね。これは無視されるとかではなくて、WordCampは個人のペースに合わせて参加することを許す雰囲気なので、「わからないことは教えてあげるよ、質問できなくても話だけ聞いててもいいんだよ」といったスタンスです。多くの方が議論している中に、自分だけ喋れず取り残されている感があってもいいと思います。まずそこに参加したこと自体が大きな成長であり、それが未来につながると思うんですよね。

なので、迷っている人は一回騙されたと思って参加してみるのが良いかと思います。移動費や宿泊費がかかる方もいらっしゃるので、そこはいろいろと大変ですが、参加して損することはないと思いますね。

最後に|参加された方へ

参加してくださった皆さま、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。「昨年にも増して、白熱したWordCamp Tokyoだったのではないか」と多くの方が仰っていたので実行委員のみなさんも喜んでいたと思います。まだまだ改善点もあったかとおもますが、来年につなげるようにしっかりクロージングもしておきます。(来年のスタンプラリー担当の方は余裕でいけるようにしておきます。)

参加することで学ぶことはたくさんあります。私も本当にまだまだですが、少しでも多くの人たちと対等に深い〜話をすることを目標に2020年も頑張っていこうと思います!よろしくお願いいたします。

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